こんにちは、総務担当の大浦です♪
毎日毎日が、矢のように過ぎていくのは歳のせいでしょうか?(笑)
二月も半ばにさしかかろうとしています。
外の景色を見回すと、最も花の少ない今の時期に
庭先や公園などでつばきの花が私たちの目を楽しませてくれます。
ちょうど、3年くらい前になります。
節分の夕暮れどきに、京都市上京区の法輪寺 通称 達磨寺(だるま)の前を
通りかかりました。
参詣者でにぎわい、この日は本堂に通じる木戸も開けられ
自由に無尽庭を拝観することができました。
木戸をくぐってすぐ、右手に真っ白な侘助(わびすけ・つばきの品種)が、見事に咲き誇っていました。
ふと、足元に目をやると、緑のコケの上に数輪の白い花が
花の形そのままで散っておりました。
私はその美しさに、はっとし
キーンと冷えた空気の中で、1本のつばきの木と、コケの緑と、侘助の落ちた白の情景が
なんと美しいのだろうと恐ろしさすら感じました。
この一体感こそが、椿の魅力だと思いました。
今年もそれが見たくて、このお寺を訪ねました。
そして、他にもつばきの’’落ち姿”(落ち椿といいます)が見たくて
何カ所か出かけてきました。
赤いヤブツバキは、梨木神社。赤い落ち椿は、知恩院の裏手の山で。
ピンクの侘助は、建仁寺で撮影しました。
この”落ち椿”の魅力に共感いただけましたら、嬉しく思います(*^_^*)
古事記の時代から、つばきは魔除けの力を持つ植物とされており、吉祥模様です。
多くの品種があるため、耐寒性、開花期、樹高等もさまざまです。
和風のお庭には、一重や絞りの花。
洋風には、豪華な大輪八重とお庭の和洋を問いません。
ご自宅の栽培環境に合わせて、お好みの品種をお選びくださいませ。
最後の写真は、真っ赤な八重のつばきです。
紅椿という屋号に合わせて、そして大輪八重というご要望に合わせて、お選びいただきました。
今まさに開花して、ギャラリーのお玄関で、来訪者さまをお迎えしている
”緋縮緬” (ひちりめん)という、品種でございます。