こんにちは、総務担当の大浦です♪
霧雨の降る、奥嵯峨を訪ねてきました。
まるで、ミストサウナに入っているようなムッと蒸し暑い、梅雨も後半の土曜日に、
「祇王寺は、苔がきれいだよ!」
という知人の言葉にワクワクと胸をふくらませ出かけてきました。
京都 嵐山の渡月橋界隈は、人・人・人。
おまけに、最近は海外からのお客様で非常ににぎわっていますが、
祇王寺の辺りは、ひっそりと憂いを誘うような静けさがあり、
あたりの空間を独り占めしているような落ち着いた佇まいでした。
祇王寺は、京都市右京区にある 真言宗大覚寺派の仏教寺院で、尼寺なのです。
『平家物語』によれば、平清盛に寵愛を受けていた白拍子の祇王が、
同じ白拍子の仏御前の出現で、清盛の心がはなれ
母と妹とともに出家したという悲恋のお寺だそうです。
なるほど、なにやら物悲しい雰囲気がただようのはそのためか….と、
拝観料を払って、しおりを読んで、納得していました。
霧雨を浴び、「わや わや わや」と、苔の喜ぶ声が聞こえてきそうな
(勝手に苔の声を想像して表現しましたが…..笑 )
躍動感あふれる苔たちでした。
苔を引き立たせる穂垣。
シュロの縄。
苔むした灯篭。
木の根元に生えるシダ。
年月を感じさせる木の幹の地衣類。
ああ、和風庭園っていいなぁ~と、満足いっぱいの祇王寺でした♪♪
ここで、ちょっと補足ですが、
春先に当社で開催しました、苔玉ワークショップの苔玉は元気にしていますか?
黒ずんだり、少し元気ないなぁ~状態でしたら、
風がとおり、雨のかかる日陰に出してみてください。
また、元気に緑が復活してきますよ(*^_^*)