床もみじという言葉をご存知ですか?
こんにちは、総務担当の大浦です♪
わたしは、今年の春にはじめて知りました。
紅葉したもみじの姿が、
黒光りの床に反射して映るすがたをいいます。
新緑なら床みどりと、いうようです。
新緑の頃に、知人が瑠璃光院を訪れ、床みどりの写真を
Face Bookにアップしたのを見て
初めてその言葉を知ったのです。
よし!、紅葉の頃には絶対に訪ねてみようと思いました。
瑠璃光院は、京都市左京区 山と渓谷が織りなす風光明媚な
八瀬にたたずむ三条実美のゆかりのお寺です。
いっとき前までは、知る人ぞ知る隠れた名刹でしたが、
ここ数年、海外のお客様も知る有名なお寺になりました。
春と秋に、期間限定で拝観が可能です。
私が、訪れたのは11月の最終の土曜日、
紅葉もピークを越えてしまった頃でしたが、
11時に到着で、一日限定300人の整理券が配られ、
入れるのはナント、14時。ビックリです!
ひぇ~状態でしたが、中抜けしてランチを食べて、再び出陣となりました。
叡山電鉄の八瀬比叡山口駅から高瀬川の清流に沿って歩くと、
瑠璃光院の山門が見えてきます。
ようやく、入れるかぁ〜と、思いました。
山門をくぐって、右手に山露地の庭を見ながら
坂を登って行くと、数寄席造りの玄関に到着しました。
空気が澄み切っていて、思わず深呼吸がしたくなりました。
玄関脇に山からの清水を引いた池があり、
錦鯉がゆったりと泳いでいました。
池の透明度が、ハンパじゃない、、、
いざ、靴をぬいで、書院の二階へ。
瑠璃の庭の床もみじ!
生まれて初めての、「床もみじ」です。
背後の山を借景に作庭されたお庭の
苔と紅葉の色の調和に、自然の畏敬を感じました。
苔の間を一条のせせらぎが曲線を描き流れ、
なんとも清清しいことか。
そして、もう一つ、臥龍の庭。
天に駆け昇ろうとする龍を水の流れと石組みで
躍動的に表した池泉庭園です。
高低差のある立体感のあるお庭でした。
書院は、中村外ニの作、
庭園は、佐野藤右衞門の作だそうです。
あと、茶庵や、
日本式蒸し風呂の原型、「八瀬のかま風呂」の遺構もありで
満足度、満点でした(*^_^*)
拝観を終えた頃には、秋のつるべ落とし、夕暮れが迫っていました。
なんだか、山の夕暮れは物寂しい気持ちになり、瑠璃光院を後にしました。
八瀬比叡山口駅に向かって歩きながら、
今度は新緑の床みどりをみたいなぁ~と思いました♪
はじめまして♪
素敵なお庭ですね〜!
床もみじ、床にもテーブルにも映って綺麗ですね!
苔の間の曲線は水流なのですね、この景色も綺麗ですね!
鯉の池、水があるの?と思うくらい透明ですね!
鯉も気持ちよいでしょうね(^-^)
実は、先月、私も初めて「床もみじ」を観て来ました。
と言っても、隣町のお寺の本堂の床に
真っ赤なモミジ1本だけが映ってる床でしたが・・・
でも、関東では珍しい床もみじでした!
私も「床みどり」も見たいと思います♪
ピオニーさん、こんにちは♪
プログをご覧いただき、
また、床もみじに共感していただきまして光栄です(*^_^*)
わたしが瑠璃光院を訪れたときは、紅葉のピークは過ぎ
曇り空でアップしている写真はベストショットまでは
いっていませんが、、、
条件が整えば、床もみじはもちろんのこと
「瑠璃の庭」の石が瑠璃色に輝くそうです♪
京都では、岩倉 実相院も床もみじで有名ですよ。
春の新緑の頃に,どうぞ
「床みどり」を見に京都においでくださいませ(*^_^*)