本年度年男の工事担当Mです。
今年の干支にちなんでニワトリのいる風景を二ヶ所紹介します。
一ヶ所めは、昨年福井旅行したとき若狭三方五湖の近くにある三方石観世音のニワトリです。
寺の由来によりますと、その昔弘法大師がこの地にあった花崗岩に観音様を一夜で彫ろうとしたが、
完成する前に一番鳥が鳴いたために未完成のまま下山したとのことから片手観音と呼ばれていて、手足の病にご利益があるそうです。
寺の参道には、その故事にちなんだ今にも鳴きそうなニワトリの石造モニュメントがあります。
二ヶ所めは、今年の正月に初詣に訪れた奈良県天理市にある石上神宮です。
境内に入ると数多くのニワトリが放し飼いにされています。
元々は20年前に信者の誰かが捨てていったそうですが、次第にその数が増え続け現在にいたり、
今では神様の使いとして大切に飼われているそうです。
多くの人がいても悠然と境内を歩きまわり、なかには木にのぼり枝の上で休んでいるニワトリもいます。
その姿を眺めているととても心がなごみました。