先日、奈良県橿原市にある藤原京跡の蓮の花が丁度見頃だということで訪れました。
併せて、同じく橿原市にある風鈴で有名な『おふさ観音』にも訪れてみました。
藤原宮跡に2010年橿原市が三千平方メートルの蓮池をつくり、夏のこの時期に蓮の花が全部で11種類、白・ピンク、一重・八重と各ゾーン毎に植えられていて、その種類の多さに驚きました。
蓮の花は早朝に花が開くということで、朝8時位に行きましたが、もうすでに多くの方が見学に来られていて、みなさん写真を撮られていました。
残念ながら時間が遅すぎたのか花が開く瞬間には出会うことが出来ませんでした。
仏教を象徴する清らかな蓮の花を見て、とても心が落ち着けたのは私だけでしょうか・ ・ ・
蓮の花が終わった後のレンコンのゆくえがとても気になったのも私だけでょうか・・
つぎに訪ねた『おふさ観音』では、毎年夏7月~8月の2箇月間にわたり【風鈴まつり】が開催されていて、境内には2,500を超える風鈴が吊下げられ、それらが夏風に揺られて、涼やかな音色を一斉に奏でる様子はまさに圧巻で、味わった人にしか分からない感動がえられます。
風鈴の起源は、「風鐸」といって古代中国で寺の軒先に吊下げた小さい鐘のようなもので、風に揺られて鳴る音が魔除けになるとされていて、これが日本に仏教伝来とともに伝わり、平安貴族達が自分の家に吊ったのが風鈴の始まりだそうです。
真夏の暑い日、ついつい出かけるのが億劫になりますが、めげづに夏限定の風景を探しに出かける工事担当Mでした。