こんにちは、総務担当の大浦です♪
毎日、お暑いですね~、まったく。
少しでも涼しくなるように….お水ネタです。
琵琶湖疏水の「水」を庭に引く邸宅が、
京都東山三条にあります。
『並河靖之七宝記念館』で、今、特別公開されています。
七宝製作の仕事場と住居が一体となったお家で、
明治期の住宅の佇まいが感じられるステキな場所です。
入ってすぐに展示室があります。
ここでは七宝作品の美しさに魅了され、
製作工程の精巧かつ緻密さに驚き、
並河七宝の世界に引き込まれました。
順路にそって、こんどは庭園に出てみると、
『ざぁ〜〜っ』という、涼しげな ”水音”が耳に入ってきました。
この勢いよく滝口から吹き出す水が、琵琶湖疏水の水なのです!
水しぶきを受けながら、まだ青いムラサキシキブの実が揺れていました。
園池の水はもともと、七宝を研磨するために引かれたお水だそうです。
そして、さらに涼を誘うのは、
束石が池の中に据えられ、建物が水に浮かんでいるようです。
まじかに池の鯉が、お屋敷から見ることができました。
水にのって、琵琶湖に生息する魚もやってくるということですよ(*^_^*)
灯篭が13基、沓脱石は膳所城から、
一文字手水鉢や、景石など
石へのこだわりも見どころです♪
この庭園は七代目小川治兵衛(1860~1933)の作で、
京都市指定名勝になっています。
七宝作品と邸宅・庭園の両方を楽しめて、
なかなか、見ごたえのある観光スポットだと思いました☆☆