9月も最終日。
今日、今年の【雪吊り】で使う縄の注文をしました。
もう【雪吊り】のことを考える時期。。。
時が過ぎるのがとても早いです・・・
弊社が所属する【富山造園業協同組合】の研修旅行がありました。
近江商人の街・琵琶湖の滋賀県へ行ってきました
最初の目的地は【河桁御河辺神社】
かわげたみかべ神社
ここは神社そのものより灯篭が知れ渡っています。
河桁御河辺神社型灯篭の本歌です。
とても上品で豪快 鎌倉時代の作品で、かなり劣化がすすみ補強してありますが、その補強材も風格が漂ってます
滋賀は京都に引けを取らないほど、多くの寺院・庭園があります。
【名勝 玄宮楽々園】
彦根藩井伊家の下屋敷で、彦根城を仰ぎ見る池泉回遊式の庭園です
【国指定名勝 慶雲館】
長浜の豪商が私財を投じ造営。庭園は【7代目 小川治兵衛】の作品です。
細部にわたる細やかさは、見ていて飽きのこない庭園です
【居初家(いそめけ)】
天然図画亭と名の付いた国の名勝指定の庭園。
こちらは非公開で、現在も実際に居初家が暮らされています。
琵琶湖を借景とした茶室を有する庭園は、湖の大きさをあらためて認識できました。
江戸時代の作品ですが、いい感じで近江の国らしさが出ている気がしました。
【蘆花浅水荘】
滋賀県の画家:山元春挙の別荘。国の重要文化財に指定されています。
画家の方の別荘なので、いろんな箇所にこだわりがあって、とても面白い庭でした。
よく吟味された材料を用いた苑路や延べ段
軒内にもこだわったみたいですね
建物からの庭の眺めも計算されたみたいです。
基本、非公開の庭園らしいですが、アイデア満載で、私たちにとってかなり興味をもった庭園でした
そして私がもっとも見たかった町
石積みのある門前町:坂本です
何度来てもここはイイ
【穴太衆積み】という石垣を数多く見る町。
比叡山延暦寺の里坊で、この石垣群が一段と格調高く演出しています
静かに時が過ぎ、いつまでも立ち止まっていたい景色でした
一泊二日では物足りないくらいの滋賀県。
京都と同じく、定期的に訪れたい町です。
庭園だけでなく、食も堪能しました
近江牛
ご当地B級グルメ
サラダパン
なかに(たくあん)が入ってます・・・
味はご想像に・・・
まだまだ見るべきものがたくさんある。と、あらためて知らされた今回の旅行。
ネットや本では曖昧でしたが、現地を見れば即解決。
【百聞は一見にしかず】
これも旅行の楽しみの一つだと、あらためて知りました。
またどこかへ行けるように、また今日から頑張ってます