朝方はメッキリ寒くなりましたね
山々の木々も色づき始めました
この時期は四季の移ろいが、目で感じれるので自分は好きですね
急激な寒さはキツイですけど・・・
【技能五輪全国大会 山形大会 造園競技】
大会運営の補佐員として、いってまいりました
技能五輪とは・・・
青年技能者の技能レベルの日本一を競う競技大会です。
原則23歳以下の若者たちの大会。
職種は【機械組み立て】や【自動車板金】などの工業系もあれば、【日本料理】や【美容】などもあり、その業種は41種目に分かれます。
54回目の今年の開催県は山形県。
会場設営も含めて、4泊5日の出向でした
自分の作業道具などで、結構な荷物量になったので、車で山形へ
磐越道では磐梯山が色付いていて、とても良かったですね
しかし、富山~山形は車で7時間・・・
結構な距離ですわ
到着翌日から準備にかかりました
山形では準備の時から天候に恵まれましたね
もっと寒いのかと思ってましたが、富山とあまり変わりませんでした
私達、補佐員の役目は会場設営と、競技中の監視と補助。
補佐員といっても、私も含めて皆さん造園屋です。
さすがに、日頃は普通に現場作業をしているだけあり、設営も手際よく終わりました
いよいよ競技へ
全国から34組68名の若き造園人たち。
2人1組で作業をおこないます。
この大会に向けて、何カ月も前から練習を重ねた彼ら。
二人の息もピッタリでした
制限時間は11時間。
1日目は6時間半。2日目は4時間半の作業時間です。
出場選手の中には高校生もいます。
女性二人組のチームもいました。
思わず私の娘を見るような感じになりましたね
補佐員の私達も造園人。選手も造園人。
厳しい目でチェックを重ねながらも、心では精一杯彼らを応援していました。
茶髪の子、ピアスの子、いろんな選手がいました。
制限時間11時間。
作業服は汚れ、汗をにじませ、終了と同時に泣き出した子。
我が子の姿を涙目でジッと見ていた両親。
無言で応援の旗を持ち続けていた学校の先生。
いろんなドラマも競技中には見れました。
こんなに頑張ってる若者たちがいるんだと思うと、とてもうれしかったです
職人でよかった
造園人でよかった
私たちの業界もまだまだ大丈夫と感じました
金賞は東京都チーム。
来年行われる、アブタビの国際大会へ派遣されます。
今日から彼らの次の目標は「世界一」になりました
順位はつきものですが、頑張ったみんなが金メダルです
選手たちはこれからの長い人生で、かけがえのないものをこの大会で手に入れたはず。
辛くても11時間やり遂げた自信。
同じ夢を持った仲間たちと知りあえたこと。
近い将来、一段と成長した彼らに会ってみたいです
4泊5日の今回の出向。
私も大きな収穫でした
帰りはまた・・・
7時間かけて富山へ帰りました・・・