9月も半ばどころか、今日は21日。
もう1カ月もすると、クリスマスの雰囲気がしそうです・・・
更に1カ月すると、年末商戦の便りも聞こえそう・・・
ついこの間まで暑かったんですが、あっという間に1年も過ぎますね。。。
日々の業務に追われて、なかなか心に余裕の持てない今日この頃です・・・
造園シンポジウム2017のお話です
【造園シンポジウム2017】
【造園シンポジウム】とは・・・
日本造園アカデミー会議。産学官連携し、造園に関するあらゆる情報の交換と研鑽を重ねることを目的として発足。第40回を迎えた今回は、新潟県で2日間に渡り行われました。
初日は講演会。
「いま、観光資源としての日本庭園を考える」
東京農大の粟野准教授による、貴重なお話を聞けました
その後は新潟市が管理している「旧齋藤家別邸庭園」について、新潟市の方からの講演。
最後に、地元新潟でご活躍されている、「(株)英香園」の伊藤社長のお話。
三部構成でそれぞれ「産・学・官」の方々からのお話は、とても良かったです
翌日、2日目は視察研修。
「角田山妙光寺」というお寺に行きました。
このお寺・・・
「安穏廟」という跡継ぎを必要としない墓を開設。
永代供養墓の先駆けとして、大きくマスコミに取り上げられたお寺です。
お寺を健全に運営するために、まずお墓の在り方を考えられたそう。
本殿も立派でした。。。
今流行りの「樹木葬」の先駆けですね。
住職からのご丁寧な説明もとても良かったです
はっきりとお金の話をされる方でもありました
休憩にはお茶をいただき、とてもいい時間でした
ちなみにお茶を催してくれたのは、このお寺の檀家さんで、月に数回ボランティアでお茶会をされてるそうです。
これもまた斬新ですね
その後は、昨日の講演会で説明のあった、「旧齋藤家別邸庭園」を視察。
行政が主体となった日本庭園はとても良く管理されていて、素晴らしかったです
貴重な「佐渡赤玉石」が所々に見れました。
なかなか新潟の庭は見る機会がなかったので、いい勉強になりました
この【造園シンポジウム】には、著名な造園家の方々が多数出席されます。
カーポート。ウッドデッキ。レンガ。フェンス。。。
エクステリアの勉強も当然私たちには必要です。
ただ、著名な造園家の方々と、酒を酌み交わしお話をさせていただいた、今回のシンポジウム。
周りの流行りに飲み込まれ、大事なことを忘れてるんじゃないか?
もっと勉強しなければいけないことがあるんじゃないか?
今回の旅行の感想です。
日々の業務や経営で、本当に自分のやりたいことがなかなかできませんが・・・
もう少し心に余裕を持って、日々を過ごそう!と思った、今回の【造園シンポジウム】でした