厳島神社

広島の旅 その2

Mです。前回に続いて広島旅行のお話を。

いざ本命、厳島神社のある宮島へ。と行きたいところでしたが
満潮時の海に浮かぶ姿を見るにはまだ時間に猶予があったので
ちょっと足を延ばして山口県岩国市の「錦帯橋」へ立ち寄りました。

錦帯橋
美しい5連アーチ!無条件にかっこいいです。
直線距離で長さ193.3m、幅5m、橋台の高さは6.6m。

錦帯橋

桜は咲き始め。少し早かったですね

世界で最も美しい木の橋と称賛される錦帯橋は
見た目の美しさだけではなく、暴れ川(錦川)に流されることのない強い橋をと
悲願達成のために造られた橋。

橋脚

下から見ても美しい。遠くに見えるのは岩国城

橋脚は築城の石組みの技術を応用して造られ、
橋台は船の舳先のように尖った紡錘型で水流の勢いをそぐ働きをします。
川床には大きな石を敷き詰め、水の勢いを弱めているそう。
6種類の木材が複雑に重なる組木技法、現代の橋梁工学から見ても
非の打ちどころがないと言われているそうです。

錦帯橋

人が小さい?

錦帯橋

石が巨大なのでした!

電車で移動し、いよいよ「宮島」へ渡りますship

フェリー

フェリーに乗って

島に着くと観光客にまぎれて野生の鹿がいたるところに。

鹿
なんとここで残念なことが。
今回の旅のメインイベントに乗る予定だった「ろかい舟」が強風のため
目の前の便を最後に欠航…。
大鳥居を真下から見るチャンスを逃しましたcrying

ろかい舟

乗れてよかったですね、いってらっしゃい…(涙目)

さらに満潮時を過ぎてしまい、潮位が下がってしまっていたという失態。
厳島神社普通に柱の足元が見えているdespair
錦帯橋で時間を取り過ぎてしまったのが原因。
大鳥居に最も近づける干潮には早く、中途半端な時間の参拝となってしまいました。
とほほ。

厳島神社
気を取り直しまして。大鳥居の主柱はクスノキ、袖柱はスギ。
普通はヒノキのようですが、腐れに強いということでクスが使われているそうです。
この高さ16mもある鳥居、地中に柱を埋め込んでいるのではなく、
鳥居の重みで立っているだけ。荒波でも倒れぬように上部の笠木と島木の中に
約7トンもの小石が詰め込まれていて重しにしてあるそうです。

潮が引いていたおかげで見ることができたものもありました。

「鏡の池」

「鏡の池」

清水が湧き出ていて、潮が引くと手鏡のように見えることからこう呼ばれるそうです。

九本松

大願寺の「九本松」

一見8本に見えますが、屋根側に小さめの枝が張り出していました。

もみじまんじゅうmapleをつまんだりしているうちに陽も傾き、
美しい黄金色の海を見ながらの帰路となりました。
宮島夕焼け

世界遺産ということもあり、広島はどこへ行っても外国からの観光客が多く、
人気ある日本の観光地なのだと感じました。古き良き日本文化を慈しむだけでなく
戦争の傷あとを残すものが多くあること、伝承する人々が暮らす街であるという意味でも
興味を持ってもらえることは良いことだと思いました。
触れ合ったひとたちは地元愛が強く元気な印象。魅力ある街でした。

張り子

お土産に買った宮島張り子(つくしがも)

(by Mcancer

広島の旅 その2」への2件のフィードバック

  1. IBUKI

    にわっしさん、こんにちは。
    錦帯橋、めちゃくちゃデカイ!!迫力ありますね。
    それに、川床の石もこれまたデカイ!!
    ほんとにヒトがちいさくみえますね。

    返信
    1. にわっし! 投稿作成者

      >IBUKIさん
      こんにちは!ほんと迫力ありました。
      運ぶだけでも大変でしょうにどうやって並べたのか想像すると
      巨人にやってもらったとしか考えられません^^
      (M)

      返信

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