カテゴリー別アーカイブ: 怖い話・不思議な体験

笑顔

こんばんは^^

最近、怖い話を書いてないなぁ~(´・ω・`)
って思いログを見てみたら、
もう2年も書いてなかったんですね。

時が経つのは早いものだ…

なので、久しぶりに書きます。
ネタはたんまりとありますからね。

慢性的な運動不足解消と軽いダイエットを兼ねて
昨年の5月から定期的にウォーキングと筋トレをしているんですが、
その時にあった話。

仕事を納めてから運動を開始するんで、
どうしても始める時間が夜の11時とか12時とか
遅い時間になってしまう。

どっからどう見ても運動している格好とは言え、
あまり薄暗い所を歩いていて怪しまれても面白くないから、
近所の大通りとそれと平行に走っている旧道を
グルグルグルグルひたすらに周回するコースを歩く様にしている。

コースは1周約4分。
大通りは駅に向かうメインの道。
沿道にはビジネスホテルや商店が立ち並んでいる。

旧道の方は、住宅が立ち並んでいるので
大通りに比べるとやはり薄暗いが真っ暗という訳ではないし
自分には慣れた道なので、どうという事はない。

時間にして1時間。
歩きとは言ってもかなりのハイペースだから、
30分もすれば身体は汗で覆われる。

その日も同じコースを同じ様に歩いていた。
スタートは夜の12時半頃。

最寄り駅の終電も終わりになる時間だから、
仕事帰りの人も少なくなり、悪戯に明るい街路灯と
時々行き交うタクシーくらいしか視界には入って来なくなる時間だ。

開始から30分が経過した午前1時。
直前に携帯で時間を確認したからよく覚えている。

それは突然起きた。

取引先の信用金庫を曲がり大通りに出て、
リネンの独特な香りを感じながらビジネスホテルの前を通過。
30m程で大きい交差点に出る。それを左折。

すると直ぐに旧道の入り口が見えてくるので、それも左折。

旧道に入って直ぐの住宅を通過しようとした時、
左の建物の脇から、笑顔の女の子が顔を屈めて突然覗き込んできた。

まさかそんな所から人が突然出てくるとは思っていなかったから、
思わず、「うおぁっ!」と声に出してしまった。

変に警戒もしていないし、時間も時間だ。
それにまさか人が、よりにもよって子供が出てくるとは思わないし、
自分との距離も1mも無かった。

誰だって驚く…

驚いた瞬間、ほんの一瞬は身体を仰け反らせながら目を逸したんだが、
直ぐに対象の方に振り向いた。

そこで一気に嫌な鳥肌が立つのを感じた。
振り向いた先には、誰も居ない・・・

それどころか、見間違える様な物すら無いし、隠れる場所もない。
でも確かに僕は顔を見た。ニタァっと笑っている子供の顔を。

状況が状況でもあったし、目の前で見た「それ」が、
生きている人間じゃないという事は、
自分の今までの経験にも基いて直ぐに実感できた。

姿が消えた事も実感した要因ではあるんだが、
何よりも、たった今見た「それ」の顔が
こちらを覗き込んできたにも関わらず、

ニタァ…っと、はにかんだ口元以外が見えなかったんだから…
余談ですが、その場所ではその時にしか
こういう出来事はありませんでした。今に至ってもね。

それに、悪意なんかは感じなかったし、
驚いた事以外は特別に嫌な感情も沸き起こらなかったから
今も同じコースを歩いています(笑)。
寧ろ、同じ運動中に起きた話でも、
今日書いたこの話とは全くリンクしていませんが、
別の日にもっと衝撃の大きい出来事があったんですよ。

そっちの方がよっぽど不思議だったし、
怖いと言うよりは、何とも言えない気持ちになりましたからね(ーー;)

そのエピソードも、機会があれば今度改めて書きますね。
ただ、かなりリアルなんでどこまで書けるか分からないけども・・・

 

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心霊スポット (1)

典型的な鴨ネギ体験(今回は現地の写真付です)

こんばんは^^

お鍋が美味しい季節になって参りました!
皆さんは何鍋が好きですか?
おじさんは、寄せ鍋・ちゃんこ・湯豆腐なんかが好きです。
お出汁は昆布出汁ベースで作っています。

最近は、ニンニクと韮をたっぷり入れたモツ鍋や
あっさり醤油味の牡蠣鍋なんかも作ってみました。
美味しかったよ~(*^_^*)

今シーズンは、軍鶏鍋にもチャレンジしてみたいと思っています( ・`ω・´)
さて、今夜はおじさんが以前に体験した怖い話です。
苦手な人は、耳を塞ぎながら見て下さい。きっと効果はありませんけど。
もう何年か前の初冬の話です。

その日は建売住宅の販売で、朝からオープンハウスをしていました。
勤めていた会社からはそこそこ離れていた物件だったので、
現場の近くまでは自動車専用道路を使います。

午後18:00

定刻になりオープンハウスを終えたので、僕は帰途に就くことにしました。
戸締まりをして、車に乗り込み一路会社を目指します。

最寄りのインターチェンジまでは、おおよそ10分といった所です。

朝から一日オープンハウスをやっていると正直言って疲れます。
来客者が無かったり成果が上がらなかった時は、特に顕著です。

その日も来客者はゼロでした。
おまけに暖房の効いていない場所での待機ですからね。
それはもうかなり疲れていたんです。

体も心もグッタリだった上に、高速を使わなければいけない。
無駄に焦って事故っても面白く無いので、その日はのんびり帰ることにしました。

現地を出て車を走らせ、インターチェンジに近付いた時、
入口手前の信号が赤に変わりました。

インターチェンジと言っても、山の中にあって、
おまけに日曜日の夜という事もあり、僕の他に車は一台もいません。

停止線に止まると、右側にある公衆電話が、ふと気になりました。
公衆電話の中には男の人が立っています。
顔は見えませんが、50~60代くらいの黒のスーツっぽい服を着た男の人です。

「へぇ、珍しいな…」

僕の頭を過ったのはその言葉でした。
山の中とは言えインターチェンジなので、真っ暗ではないですが、
近くの人家でも300mは離れていますし、徒歩で人が通る場所でもないですから、
そこに人がいるというだけで珍しかったんです。

ただ、ちょっと気になったのは、その男の人が電話をしているのではなく、
こちらに向かって項垂れているんです。

公衆電話は道路に向かってドアが有り、奥に電話機があります。
つまり、電話をしているのであれば、こちらには背中が向いているか、
体が横を向いていなければおかしい。
それなのに、この人はこちらを向いている訳ですからね。

「なんだべ?」

その時の僕は、その程度にしか感じませんでした。
疲れていたのもありますが、今とは比べ物にならない程に鈍感だったんです。

そうこうしている内に、大事なことを思い出しました。
現地の旗を片付けてくるのを忘れたことに気が付いたんです。

高速に乗ってしまうと戻るのが大変ですし、時間もかなり掛かりますから、
面倒は面倒でしたが、その場で戻ることにしました。

青信号になったので、車をUターンさせて元きた道を戻ります。

現地に戻ったら案の定、旗がヒラヒラと揺らめいていました。
車から降りたら外水栓に付けてあるキーボックスから鍵を取出し、
建物の玄関を空けて、旗のポールを縮めて邪魔にならない所へ仕舞いました。
この間、大体10分程度です。

指差し呼称をしたりして、何故か戸締まりチェックを大袈裟に行ったのを覚えています。
こういう時のテンションって、不思議ですよね。
傍から見ればかなりの間抜けです。

唯でさえ疲れているのに、無駄に30分も時間をロスしてしまった自分のボケさ加減に
半分嫌気が指しましたが、イライラするのも馬鹿らしいので
普段以上に安全運転を心掛けつつ、再度インターチェンジを目指しました。

向かう途中、住宅街にはまだ何台か車が走っていましたが、
高速方向に曲がる交差点まで来たら、僕の車以外は走っていませんでした。

煙草を吹かしながら走っていると、さっきの事を思い出しました。
「そういやさっきの男の人は何をやっていたんだろう…」

今度は先程とは違い、信号に掛かる前から意識をしているので、
自然と公衆電話に目が向いていました。

男の人はもういませんでした。

信号はまたも赤信号です。
公衆電話には誰も居ないんですが、何だか妙に気になりました。
意識がどうしても公衆電話に向いてしまうんです。

何故だか落ち着かない僕は、もうすぐ青信号に変わるかという時になって、
ちょっと確かめてみようという気持ちになりました。

ちょうど青信号に変わったので、車を前進させて交差点を直進し、
邪魔にならない場所へ停車して、公衆電話に向かいました。

 

心霊スポット (1)

問題の公衆電話。

最近、久しぶりに通ったので
この体験を思い出しました。

当時、男の人を見た角度とは
微妙にズレています。

 

 

何故なら、この時僕の前には原付きがいたので、
停止線よりも数m後ろに居たからです。

心霊スポット (2)ほらね。停止線と原付きが
写ってるでしょ?

本来はこの信号を左折しなきゃ
ダメなんだけど、これを
直進した先で停めました。

この時は16:00くらいですが、
当時は18:30過ぎだから、
もうかなり暗かったです。

まぁ、大体想像つくでしょ?

公衆電話に徒歩で向かっている時に、
今考えても変な気持ちだったのを覚えています。

「急がなきゃ」って、感覚だったんです。
別に急ぐ必要なんて、これっぽっちもありゃしないのに…

交差点を渡って、いざ公衆電話の前に立つと少し緊張しましたが、
あまり時間を掛けずに、扉の取っ手を引いて中に入りました。

電話ボックスの中はとても冷んやりしていました。
外も寒かったのですが、何て言うか、冷蔵庫の中の様な感じです。

当時はよく理解していませんでしたが、今ならハッキリと分かります。
あの独特の冷え方は、確実に 【 そこに居た 】 証拠です。

中に入った僕は、一度だけ受話器を持ち上げましたがすぐに下ろして、
さっきの男の人と同じ様にやってみることにしました。

電話機に背を向けて、道路の方を振り向き、項垂れる。

3秒ほどそのまま目を閉じていたんですが、妙な冷気を感じたので、
目を開けて頭を上げた時…

「おぅああ!!!」

僕は驚いて、思わず声を上げました。
電話ボックスの扉を挟んだ僕の真正面で10cmも離れていない所に、
男の人が項垂れて立っていたんです。

車から見た時と同じ男の人だというのは、すぐに分かりました。
僕は声を上げた瞬間、咄嗟に一歩だけ下がりましたが、
そこから動くことが出来ませんでした。というよりも体が動けなかったんです。

あまりに驚いたんで、今にも腰が抜けそうでしたが、
体は動きませんし、目線も逸らすことが出来ない状態なので、
嫌でも男の人を真正面から至近距離で見るより手段がありませんでした。

この時になって僕はようやくこの男の人が、
生きている人間じゃないと悟りました。

僕が恐怖し始めてから時間にしたら、たぶん10秒も経っていなかったと思いますが、
とんでもなく長い時間固まっていた様に感じました。

目線を逸らせられないので、男の人を見ていると、
それまで全く動いていなかったその人の頭がゆっくりと持ち上がってきました。

何というか、その時に思ったのは、

(顔を見たらいけない!見ちゃまずい!)

そんな事を無意識に認識したのを覚えています。

ですが、僕の意識とは裏腹に男の人の頭は上がっていきます。

土汚れが付いた顎が見えて・・・
右側の皮膚が切れているドス黒い唇が見えて…
黒く腫れぼったくなっている鼻が見えてきて…

もう目が見えてくる!

と、感じたのと同時に、男の人の体がスゥーッと透けていって…

目の前から消えました。

その瞬間、僕は体が動かせる様になったので、すぐに飛び出して
公衆電話から5~6歩離れた所まで行き振り返りました。

そこには誰も居ませんでした。

この時に気が付いたんですが、どうやら息をするのを忘れていたらしく、
軽い呼吸困難の様な状態になっていました。

本当に驚いたし恐ろしかったので、呼吸を戻すのに多少時間がかかりましたが、
何とか落ち着かせて、急ぎ足で車に戻りました。

車に戻ってからも変な興奮状態でしたが、そこまで時間を掛けずに
その時はもう帰途につきました。

帰り道を運転しながら、どうしてあんな事をしたのかを考えてましたが、
当時は結局分からず仕舞いでしたし、疲れが一気に出てしまって、
もう考える気力も無かったんです。
ですが、今ならば分かります。
おそらく僕はあの男の人に呼ばれてしまったんでしょう。
簡単に言えば、波動が合ったってところです。鴨ネギです。

もし、あの時に敏感だったら絶対にあんな真似はしなかったでしょうからね。

【怖い体験をする時は、鈍感な方が恐ろしい】という、いい例だったんだと
あの体験を思い出しながら、ここ最近しばらく考えていました。

【本記事は2014年11月30日の再掲載です。】

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ソバージュヘアの女

【本記事は2013年10月8日の再掲載です】

昨日ふと思いました。
ジェイミー・オリバーさんから、オリーブオイルとレモン(特に皮の部分)、
バジルを取り上げたら、一体どうなるんだろうか(・_・;)… と。(笑

そんな冗談を思い付くくらい、毎度彼は濫用している様に思えますwww

さて、ここ最近自分に起きた不思議な事を、ちょいちょいここに書いていますが、
実のところ意味があって書いているんです。

それは何かというと、こういう体験って大なり小なり貴重な経験でしょ?
でもって、あんまし人に話すような内容でも無いじゃないですか?
かと言って、自分の頭ん中だけに留めておくと、
どうしても忘れていっちゃうんですよねぇ。

不思議な事だから、どうしても怖い系の話が多くなっちゃうけれど、
ほんわかする様な経験も事実として結構あるんですよね。

見える人・見えない人・感じる人・感じない人が、これほどハッキリするんだから、
どっちにしても、貴重なことに変わりない。

自分の中で、こういう事に関して数年間に渡って調べ続けたり、纏めたりして、
考えがだいぶ纏まったんで、綴っていくことにしたんです。

それをね、こないだ会社で話したら、うちのスタッフさんも賛成してくれました。
(ちなみに、スタッフさんも山ちゃんも相当な経験をしています。)

そんな中、つい先日現場の休憩時間に、僕の体験談を話したんです。
そん時に、山ちゃんと面白い点で意見が一致したんです。

「どうして、夜、特に寝ていてふと起きた時に見てしまうケースの場合は、
消したはずの灯りが点いていたり、明るくなってたりするんだろうね?☆」

っていう点ね。

その日も仕事を終えて帰ってきて、夕飯も風呂も済ませてのんびりしていた。

季節は冬です。2月頃だったかなぁ。
寒いんでエアコンを点けて、横になりながら、本を読んだりして過ごしていたんですよ。

時計を見ると、もう結構いい時間。
眠気もちょうどいい具合になってきたし、次の日もあるんで電気を消して
部屋の扉を閉めて床についた。扉と言っても木製の白い引戸です。

部屋も部屋の外も真っ暗です。夏は扉を閉めることは無いけれど、
冬は流石に寒いから、部屋の扉をしっかりと閉めるんですね。

何時間経ったろうか。

特に用を足したくなった訳ではなく、寒気を感じて目が覚めた。
意識がハッキリし始めた時に、おかしな事に気が付いた。
部屋に光が差し込んでいるんですよ。

「ん?・・・朝?・・・」

一瞬、朝日だと思ったんだけど、すぐに違うと気が付いた。
部屋は東西に向いていて、東側に窓がある。西側に部屋の扉。
自分は東側の窓に足を向けて横になっている訳で、

朝日が差し込むなら、足元側から照らしていないといけないのに、
どう考えても、光は頭の方から差し込んでいる。

寝る前に、部屋の電気も外の電気も消した。仮に電気が点いていたとしても、
寒いから扉はちゃんと閉めたんだし、開いている訳がない。

ドアなら気圧とかで勝手に開くことがあるけど、引戸でそれは有り得ない。
けど、ぼんやりとした光は確かに差し込んでいる。。。

「・・・どうして?・・・」

純粋にそう思って、仰向けのまま扉の方に頭を逸らして見てみたら、
閉めたはずの扉が少し開いている。

おっかしいな? と思って、扉を閉めようと身体をうつ伏せにしてから、
起き上がろうと、ふと顔を上げた瞬間凍りついた。

顔を上げた僕と扉までは1mくらい。
扉の開いている隙間は、せいぜい30cmくらいですよ。
その隙間から、全然知らない人が四つん這いになってこっちを見てた。

「何だこいつ誰だよ!」

部屋の外の照明は昼白色の蛍光灯なんだけど、
それとは違う電球色の様な光に包まれていて、その人が逆光になっている状態。

こっちは、ただでさえ驚いている上に、身動きが全くとれない。
顔はおろか視線すら動かすことも出来ない状態で、その人の様子が見えてきて、

(こいつは生きている人間じゃない・・・)

と、直観的に感じることができたんです。

四つん這いになってたそいつは、頭から水に濡れている小柄な女で、
少し前の時代に流行ったソバージュっぽい髪を振り乱して、
人とは思えないくらいまでに目を見開いて、こっちをジーっと睨んでいる。

そして、至近距離でそいつの見開いた目と、
こっちの視線が思いっ切り重なった瞬間、意識がスーッと消えていって・・・
次に気が付いた時は朝でした。

気付いた時はうつ伏せで蹲っている状態。
酷い夢だったな…と思いました。   というよりも、そう信じたかった。
それほどに、悪意に満ち満ちた表情だったんです。

夢だと信じたい気持ちを抱きつつ、うつ伏せのまま昨夜と同じ様に
恐る恐る目線を前にずらしたら、やはり扉は開いていました。
しっかりと閉めて床についたのに。。。

夜に見た”あれ”が、夢じゃないんだと嫌でも思い知らされた瞬間でした。

と、そんな経験をしました。

あの不思議な光と、人間性が全く感じられなかった女の顔と見開ききった目は、
思い出すだけで体の芯からゾッとします。

もう結構な年月が経ちますが、あの悪意に満ちた表情は今でも忘れられません。
記憶の中にハッキリと残っています。

 

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