ツバキとヒヨドリ

わんこさんのヘルニアの手術した後,しばらく散歩は10分までと言われているので,最近は以前のように,うちの庭の前から川沿いを下流の橋まで往復1.6 km,のように長い距離散歩していないけれど,通常3月末までいるカワアイサさん

カワアイサ♀,こちらに気付いたけれど,
カワアイサ♀,2017年1月5日

は川から去って行かれたよう.

アイサは「秋沙」と書いて,この鳥が来ると「秋が去る」,つまり「冬が来た」ことを告げる鳥だけれど,春告げ鳥のウグイスの囀りは,まだこちらでは聞いていないし,春を告げる梅の花の蕾もまだまだ固い感じなんだけれど.

冬鳥のジョウビタキさんも最近庭で見かけないので,ひょっとすると渡って行かれたのかもしれないけれど,ジョウビタキさんといっしょに庭に来ることもあったツグミさんは,結構春遅くまでいる冬鳥なんで,今日もうちの庭に.

ツグミ,2017年3月18日
ツグミ,2017年3月18日

ツグミさん:「この穴なんですか?」

わたし:「ポット植えのゲラニウム地植えにしようかと思ったけれど,やめて,後ろのボーダーにポットごと植えたのよ」

ツグミさん:「ふ~ん,それでは失礼して地面から出て来た虫いただきますね」

2月「立春」過ぎて,昼の時間が長くなり,「光の春」がやってきて,

3月「啓蟄」過ぎると,冬ごもりしていた「虫たちが地中から這い出して」,渡りを控えた冬鳥さんたちのご馳走になるけれど,それだけでなくて,早春に咲く花

オオイヌノフグリ,2017年3月18日
オオイヌノフグリ,2017年3月18日
ローズポットに寄せ植えしたパンジー ブルー/ クリアイエロー/ オレンジスライス,2017年3月18日
パンジー ブルー/ クリアイエロー/ オレンジスライス,2017年3月18日

(手前と奥に2つある赤のポットには,八重のスノードロップ・ヒュッポリッテ植えていたけれど,花芽が無いので,今年は花を見られそうにない)

ヘレボラス ニゲルh HGCパウロ,2017年3月18日
ヘレボラス・ニゲルx,HGCパウロ,,2017年3月18日
ヘレボラス h. ,Dライムイエロー
ヘレボラス h. ,Dライムイエロー,2017年3月18日

の受粉も手助けすることになるけれど,上の写真でウメの木の後ろに見える東側のボーダーに植えているツバキ 眉間尺に一つ花が咲いていました.

ツバキ 眉間尺,2017年3月18日
ツバキ 眉間尺,2017年3月18日

(眉間尺とは,眉間の幅が1尺という中国伝説の大男からとった名前で,ツバキの中でも特に「巨大輪の花」をつける)

ツバキの場合は,虫媒花でなく鳥媒花なので,鳥が受粉を手伝うことになるのだけれど,全ての鳥が手伝うわけでなくて,庭ブロ不人気ナンバーワンの「ヒヨドリ」とうちの庭ではほとんど見かけない「メジロ」(以前2階ベランダの掃き出し窓に激突して亡くなられていたのがメジロさんだったのだけれど)の2種だけで,ヒヨドリ

ヒヨドリ,2016年11月12日
ヒヨドリー花の蜜吸うために,細くて長く尖った嘴,2016年11月12日

とツグミ

ツグミ,2017年3月18日
ツグミ-地面の虫は捕っても花の蜜は吸わない嘴,2017年3月18日

の顔をよく見比べてみられると分かられるかと思うのですが,鳥媒花の受粉助けるヒヨドリ(とメジロ)の

  • 嘴は,花の蜜を吸いやすいように細くて長い

のですが,それだけでなくて,ヒヨドリとメジロだけ,

  • 舌の先が筆のように分かれていて,蜜を吸いやすい構造

になっているとか(『鳥のくらし図鑑』,おおたぐろまり,偕成社,2016年).

以前はツバキを薔薇といっしょに植えていたけれど,どうもバランスが悪いので,最近は東側のボーダーにいくつか残した以外,日陰の北側生け垣裏に移動していて,ここは全くの日陰なので花付きは悪いし,開花も遅いけれど,ひょっとして咲いているかも,と思って見に行ったら,今年は絶好調の加茂覆輪が咲いていました.

ツバキ加茂覆輪,2017年3月18日
ツバキ加茂覆輪,2017年3月18日

ツバキは日陰の方が花色も葉色も冴える感じがする.

「ツバキとヒヨドリ」への4件のフィードバック

  1. “おたずねもの”ヒヨドリの 舌先が蜜を吸いやすい構造とは
    びっくりですね~!!!
    だったら『蜜だけ吸って』うちの菜ノ花の葉は食べないでほしかったワ(-_-;)

    それにしても・・・
    そちらは♡色々な野鳥が やって来るのですね~(*’▽’)
    椿って・・・
    オールドローズみたいですよね~♡ 

    1. 花の蜜は受粉お手伝いしてくれたお礼に渡すジュースみたいなものなんで,甘党のヒヨドリさんにしてみれば,ジュースだけの食事でも良いと思っているかも知れませんけれど,ツバキにしてみると,たくさん蜜渡すと,いつまでも同じ木に居座って,他の木に花粉運んでもらえないのと,あげくに桜のように花まで食べだされることを知っているので,少しずつ花が咲いて,「あまりおいしくない蜜」渡して,すぐ立ち去ってもらうようにしているみたいです.

      菜の花の新芽なんて,ツバキの花の蜜に比べたら最高のごちそうなので,「いただきま~す♡」と言って喜んで食べるだろうし,たくさんあると,甘いのは,あっちかな,こっちかなと,ちょっとずつつついて食べて,栽培しているかたの怒りをかうみたいですけど,子育ての時期は虫しかとらないので,ピレシーさんの野ウサギ対策参考にされて,とられないようにしてみてはどうでしょうか.

      たぶんシフォンさんのお庭の近くにあるうちの実家の庭にも,ツバキあるからか,ヒヨドリはもちろん,メジロもいっぱい来る(メジロ押しなんて言うくらい)し,19日に大阪の曾根崎兎我野町(素敵な町名)にあるお墓参りに行きましたけれど,鉄橋の下の淀川には,こちらでは見られないくらい,たくさんのカモがいて,ビルの墓場の梅田でお墓参りでなくて,双眼鏡もっていたら淀川に降りてバードウォッチングしたいと思いました.

      ツバキは江戸時代の椿ブームのときに作出された古典椿だけでなく,最近買った,『夢の古里』のように,昭和になって作出されたモダン椿もあるんですけれど,ワンコインで買える椿は,薔薇に比べて,ナーセリーにとっては儲からないので,最近廃業するところが増えているのが残念です.

      1. 大阪曾根崎まで来られたのですか?!(*_*)
        週3日は、その近辺うろうろしてますが~!

        ヒヨドリが、甘いものが好きとは・・・
        知りませんでした(≧▽≦)
        それにしても・・・もうちょっと節操のある行動が取れないのか!
        ・・・って、相手鳥ですし ネ・・・(;´∀`)

        1. 兎我野町のお寺に先祖代々のお墓あります.父はお墓に入っても飲みに行くのに便利,がはは~と言ってました.

          お寺がどんどんつぶれる時代なんで,若い住職さんいろいろ工夫して,お寺で彼岸法要,まずハンマーダルシマーの演奏,法話,各家回向,という構成で,家に来てもらうわけでないのでいろいろ準備しなくて良いし,椅子に腰掛けて法要して,自分の順番終わったら,そのままお墓参りして混んでいたけれど,梅田でショッピングして帰れるって良い企画かと.

          ヒヨドリさん花の蜜吸うのに便利なように進化したので甘党ですよね.リンゴやミカン出しておくと真っ先に来るし.

          でも,あまりおいしいと,私のポテトチップといっしょで,全部食べつくしてしまうまで止まらないので,花の蜜も実も,一気に実らずにして,おいしくなくして,仕事させて早々とお引き取り願うって,植物は面倒なお客さんに一枚上手の対応ですね.

          野生の動物はペットと違って食べるものくれるひといないし,厳しい生存競争で自分が食べられる場合もあるので,食べられるときに何でも食べてしまうのが本能かと.

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