アロエ プリカティリスとディコトマ

昨年11月1日にホームセンターで,「ちょっとレアな多肉」として売っていたの購入したアロエ プリカティリス(乙姫の舞扇).

アロエ プリカティリス,2017年11月2日
アロエ プリカティリス,2016年11月2日

春から出先のベランダに放置していたけれど,年に2 cmしか生長しないといわれるわりには生長しているけれど,

アロエ プリカティリス,2017年7月30日
アロエ プリカティリス,2017年7月30日

昨年10月に自宅用に購入したアロエ ディコトマ.

アロエ ディコトマ
アロエ ディコトマ,2016年10月29日

アロエは夏型の多肉なので,冬の間は水やりしなくて良いだろうと思って不在中に水やりせずに放置していたら,ディコトマ置いているの,わんこさんのいる部屋で,冬の間でも常に20℃以上あって,しかも,冬の間は加湿空気清浄機かけていても,エアコン暖房なので湿度は常に40%以下なので,水切れだけでないとは思うけれど,2週間あけて自宅に戻ったときには手遅れの状態だった.

今までいろいろアロエ育ててきたけれど,ディコトマはかなり気に入っていたので残念だったけれど,何ヶ月か前に出先のガーデンセンター内の園芸ショップ見ていたら,ディコトマだけがいっぱい並んでいて欲しいなあ,と思ったけれど高くて買えなかったのだけれど,妻が今年も「誕生プレゼントに何か植物買ってあげる」と言っていたので,自分で半分くらい出して,残りの値段だったということで買ってもらうことにして購入.

アロエ ディコトマ,2017年7月30日
アロエ ディコトマ,2017年7月30日

ついでに以前から欲しいと思っていたガラスの水差しも,頭から水やり厳禁のエケベリアの女王様のために購入しました.

アロエ プリカティリスとディコトマ,2017年7月30日
アロエ プリカティリスとディコトマ,2017年7月30日

玄関のシンボルローズ

玄関周りに香りのある花木をということで,薔薇とライラックと沈丁花植えていて,薔薇としてはウィリアムシェークスピア2000植えている.

ER ウィリアムシェークスピア2000,2017年7月16日
ER ウィリアムシェークスピア2000,2017年7月16日

夏以降巨大化して,つる薔薇化するものが多いイングリシュローズのなかで,ウィリアムシェークスピア2000は,大きくならず,従って繰り返しよく開花して,しかも,耐陰性があって,うちのような北側道路の陽あたりよくない玄関でもよく返り咲く.

ウィリアムシェークスピア2000は棘がそれほど多くないけれど,周りを棘のない薔薇で囲っていて,

FL ヴァイオレッタ,2017年7月16日
FL ヴァイオレッタ,2017年7月16日

この薔薇は5月の連休後半から開花始めていて,すでに三番花かと思うくらい繰り返しよく咲き,しかも,アイスバーグなんかに比べれば,それなりに香りがあるのが素晴らしい.(品種名これまで,『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』として来ましたが,長いし,品種名のもととなっている新聞社もなくなっているようなので,別名の『ヴァイオレッタ(Violetta)』にしました)

カーポートの両脇のもう一つのシンボルローズは,ヴァイオレッタと花の感じ似ている(親戚?)

S. ラプソディー・イン・ブルー,2017年6月25日
S. ラプソディー・イン・ブルー,2017年6月25日

けれど,暑さに極端に弱くて,6月末に少し2番花が咲いたけれど,夏は長期休暇に入る(暑さが厳しいと葉を全部おとして枯れたかと思うくらいになる).

 

鉢植えか地植えか

西側のボーダーでイングリシュローズのチャールズ・レニー・マッキントッシュとスカイラークの二番花が開花中.

ER チャールズ・レニー・マッキントッシュ/ ER スカイラーク,2017年7月17日
ER チャールズ・レニー・マッキントッシュ/ ER スカイラーク,2017年7月17日

チャールズ・レニー・マッキントッシュ,本来は少し青みを帯びたライラックピンクの花色でイングリシュローズの中でも個性的で美しい薔薇なんだけれど,今はボタンアイの入ったふつうのピンクの薔薇として咲いている.

ER チャールズ・レニー・マッキントッシュ,2017年7月17日
ER チャールズ・レニー・マッキントッシュ,2017年7月17日

スカイラークは安定して咲いてくれる信頼できる薔薇.

ER スカイラーク,2017年7月17日
ER スカイラーク,2017年7月17日

鉢植えはきちんと管理できるならいいのだけれど,うちの場合は水切れが心配なので,鉢植えやめて地植えにしようかとも思っているけれど,配置換えしたり,防草シート敷いてほとんど鎮圧したけれど,一部残っているフェンス際のスギナとったりするには鉢植えの方が便利.

リクニスとムラサキツメクサ

5月から庭で咲いているリクニス

リクニス ペティットジェニー,2017年5月20日
リクニス ペティットジェニー,2017年5月20日

2ヶ月間咲き続けてようやく終わり.

リクニス ペチットジェニー,2017年7月16日
リクニス ペティットジェニー最後の花,2017年7月16日

リクニスはナデシコ科の植物だけれど,リクニスの最後の花は,どことなく,野草のカワラナデシコ(河原撫子)

カワラナデシコ,2017年6月20日
カワラナデシコ,2017年6月20日

の花びらの切れ込みが深くなって,八重のリクニスの花になったような感じ.

2ヶ月前,堤防ではシアスタデージーとブタナ(豚菜)が咲いていた.

シアスタデージー/ ブタナ,広瀬川,2017年5月21日
シアスタデージーとブタナ,2017年5月21日

今は,在来種のタンポポ(蒲公英)の返り咲きが一段落して,ムラサキツメクサ(紫詰草)でいっぱい.

ムラサキツメクサ,2017年7月17日
ムラサキツメクサ,2017年7月17日

アーチのシンデレラとブラッシュノアゼット

もともと玄関側にあったアーチには,ピエール・ド・ロンサールとアンジェラ植えていて

アーチのピエールドロンサールとアンジェラ,2010年6月18日
アーチのCL ピエールドロンサールとCL アンジェラ,2010年6月18日

その後,ピエール・ド・ロンサールにオベリスク買って,アーチにアンジェラ買い増そうかと思ったけれど,わが家のシンボルローズのウィリアムシェークスピア2000とアンジェラは配色がよくなくて(↑),ちょうどそのころ販売されていたコルデスの新作つる薔薇シンデレラ買って,アーチの両側に植えつけた.

*ウィリアムシェークスピア2000,*シンデレラ,*パールダズール,*アラベラ,2013年6月24日
ER ウィリアムシェークスピア2000,CL シンデレラ,2013年6月24日

シンデレラは,ピエール・ド・ロンサールのようなクラシカルな花型と花色で,よく返り咲きする素晴らしいつる薔薇だったけれど,強健すぎて(ただし,1苗はテッポウムシに枯らされたので買い直した),家族には,棘が怖いということで大不評だったし,ばんばん出てくるシュート自分でもコントロールできなかった(↑)ので,一昨年,庭の大改造で,強剪定して堤防側に設けた勝手口にアーチごと移設した

堤防側の勝手口に移したアーチとシンデレラ,20151123
堤防側の勝手口に移したアーチとCL シンデレラ,2015年11月23日

けれど,強剪定がたたったのか1苗枯れてしまって,

*シンデレラ
CL シンデレラ,2016年6月10日

もう一度シンデレラ買い直そうかと思ったけれど,結局シンデレラをアーチから南側のボーダーに移植して,アーチの両側にはアーチに向く数少ないつる薔薇といわれる,オールドローズのブラッシュノアゼット植えることにして,大苗で2苗お迎えするはずが,予約していたナーセリーで生育不良で大苗1苗しか手配できないというので,新苗2苗にしてもらって届いた苗を,去年6月24日に植えつけ.

ブラッシュノアゼット,新苗だったからか,生長は遅い感じだけれど,すでに二番花が咲いていて,よく返り咲くオールドローズとお聞きしていましたが,今のところ四季咲き薔薇にも負けていない.

N. ブラッシュノアゼット,2017年7月16日
N. ブラッシュノアゼット,2017年7月16日

(本当は去年と今年は花を諦めるべきなのだけれど,放任の庭なので)

梅雨明けのレインリリー

定期的に草刈りされている通勤路.

蔓延っていた野草たちも

通勤路のオオキンケイギクとヒルザキツキミソウ,2017年5月15日
通勤路のオオキンケイギクとヒルザキツキミソウ,2017年5月15日
エキナセアとムラサキバレンギク,2017年6月20日
通勤路のエキナセアとムラサキバレンギク,2017年6月20日
アガパンサスと野草,2017年7月7日
通勤路に植栽されているアガパンサスと野草,2017年7月7日

梅雨明け頃に綺麗に除草されていたけれど,朝通るときに何やらピンクの美しい花が.

通勤路のハブランサス,2017年7月24日
通勤路のハブランサス,2017年7月24日

梅雨入りしたときに咲いていた

ハブランサス,2017年6月13日
通勤路のハブランサス,2017年6月13日

レインリリー,ハブランサスが多分一度除草されて刈り取られていたけれど,梅雨明けといっても,前夜降った雨で伸びて開花したみたい.

通勤路のハブランサス,2017年7月24日
通勤路のハブランサス,2017年7月24日

前夜の雨のせいなのか,すでに利用された後なのか,葯が落ちていて美しい顔が少し残念な感じだけれど,なんだか,最近庭ブロ見ていると,花粉つくの嫌ってか,カサブランカの葯をとっておられる方が多いように見受けられるけれど,葯をとられたカサブランカは,ただの大顔のクサい花のような感じになって,折角のチャームポイントと思うのに...

百合の花は葯があるから,一層美しいと思うのだけれど.

キカノコユリ,2017年7月13日
通勤路のキカノコユリ,2017年7月13日

(鹿の子百合,反り返っている花びらと開いた雄しべと葯のバランスが美しい)

一人の女と二人の男

このブログは,

2017/7/23 勿忘草と忘れ草

2017/6/14 最も美しい薔薇

に関する補足として「花と記憶」に関する個人的なメモとして書いています.


『伊勢物語』第二十一段「忘れ草」

むかし,男と女がとても深く思いを交わして暮らしていました.

ところが些細なことで,女は男との仲が嫌になって,こんな歌をかきつけて家を出て行きました.

出でていなば 心軽しと 言ひやせむ

世の有様を 人は知らねば

(私が家を出て行くのを世間の人は軽々しい振る舞いというでしょう.夫婦の間のことを,世間の人は知らないので)

男は訳が分からず,どうしてこのような事になったのかと,ひどく泣いて(決断力のある女,優柔不断で泣いてばかりいる男,という昔物語によくあるパターン),門まで出て探しに行こうと思ったのですが,どこを探してよいかも分からないので,このような歌を詠みました.

思う甲斐 なき世なりけり 年月を

あだに契りて われや住まひし

(思う甲斐もない男女の仲だった.長い年月をいい加減な気持ちで契り交わして暮らしてきたのだろうか)

女はそれなりの理由があって家を出て行ったのですが,その後で後悔します.また,男が,きっと自分のことを探し回ると思っていたのに,冷静に探し回らなかったのは誤算でもあり,女をいらつかせます(男の自分には分からなかったが,下記,参考図書の編者の解説による).

ずいぶん時間がたって,女は我慢しきれなくなって,こんな歌を男に送りました.

今はとて 忘るる草の 種をだに

人の心に 播かせずもがな

(今はもう,せめて忘れ草の種だけでも,あなたの心には播かせたくないのです.忘れ草を植えて,私のことを忘れないで下さい)

このあと,ふたりはいくつか歌を交わしますが,それぞれに別の相手ができたので,疎遠になってしまった.

[参考: 伊勢物語,坂口由美子編,ビギナーズ・クラシック日本の古典,角川ソフィア文庫]


この話に出てくる忘れ草(萱草)

通勤路のヤブカンゾウ,2017年7月21日
植えると憂いを忘れるという忘れ草,萱草,2017年7月21日

は,「植えると憂いを忘れる」,というので,とくに,苦しい恋の思いを忘れるのに使われたみたいであるけれど,ここでの使い方は,女が「忘れ草を植えないで」=「私のことを忘れないで」=「私のことを勿忘草」というかたちで使っている.

『伊勢物語』は,昔男という主人公を軸に歌物語のかたちで,この物語で中心的な役割を果たす,在原業平の歌だけでなく,当時流行っていたいろんな歌にストーリーをつけて書き綴った短編集で,もちろん,あの『古今集』の夏の部に載せられている,詠み人知らずの,今も,昔もみんな大好き,大人気の歌

五月待つ 花橘の 香を嗅げば

昔の人の 袖の香ぞする

(毎年(旧暦)5月になるのを待って咲く橘の花の香りを嗅ぐと,この香りを袖にたきしめていた,別れた妻のことを思い出します)

も,第六十段「花橘」に,「一人の女と二人の男の話」として取り入れられているけれど,この素晴らしい歌の逸話としては,好きになれない.

古今集の歌は,橘の花の香り,つまり柑橘(かんきつ)系の

  • 柑(かん)が蜜柑(みかん)の「甘い」香り
  • 橘(きつ)が橘(たちばな)の「酸っぱい」香り

というので,橘の花の香りは嗅いだことがないけれど,多分レモン(フランス語でシトラス)香の薔薇

マダム アルディー,2017年6月4日
レモン香の素晴らしいオールドローズ,マダム アルディー,2017年6月4日

のような香りがするのではないかと思うけれど,この花の香りで,別れた妻のことを毎年初夏になると想い出すという,香りに連ねられた記憶の切ない歌であり,「なぜ別れたのか」,「誰が詠んだのか」分からないからこそ,『伊勢物語』の第六十段と違って,読む人の想像力をかきたてて素晴らしいのだと思う.


『伊勢物語』第六十段「花橘」

昔ある男がいました.

この男は,宮仕えに忙しく,妻に細やかな愛情をかけてあげることができなかったので,妻は,「あなたのことを誠実に愛します」,という男について家を出て行きました.

さて,この男はその後出世して,朝廷の使いとして,大分県の宇佐八幡宮に遣わされることになりましたが,その途中で,かつての自分の妻が,中央から派遣される役人をもてなす地方役人の妻になっていることを知り,この役人に,「奧さんに酌をさせなさい,さもないと,酒は飲みませんよ」と言ったので,地方役人はしようがなしに自分の妻に酌をさせました.

かつての妻が酌をするために腕を差し出したときに,昔と同じ,橘の花の香りが袖からしました.そこで,男は,酒の肴の蜜柑をとって,

五月待つ 花橘の 香を嗅げば

昔の人の 袖の香ぞする

(毎年(旧暦)5月になるのを待って咲く橘の花の香りを嗅ぐと,この香りを袖にたきしめていた,別れた妻のことを思い出します)

と詠んだので,女はこのときに初めて,この男がかつての自分の夫であることを知り,その後いろいろと考えるところがあって,新しい夫と別れて,尼になり山に暮らしました.

[この段に関しては,初夏に咲く橘の花の香りと,この話の冬の,酒の肴の蜜柑の香りを混同されている解釈ばかりなので,別れた妻が酌をするときに,昔と同じ橘の花の「袖の香り」がしたという,自分なりの解釈で訳しました]


  • かつての妻の新しい生活をそっと見守るのでなくぶち壊す嫌な男と
  • 男の世俗的な成功に価値をおく嫌な女と
  • 何が何だか分からないうちに妻が尼になった,誠実だけれど世俗的な成功はできなかった,気の毒な男

の話で,もとの和歌が台無し.

まあこういうのが,世の中(男女の仲)というのでしょうけれど,

都忘れ,再考

『都忘れ』の名前の由来になった,順徳帝が見たミヤマヨメナ,

ミヤマヨメナ,2017年7月19日
ミヤマヨメナ,2017年7月19日
  1. 帝が京を離れる前,京の庭で見た
  2. 帝が京を離れた後,隠岐の庭で見た

という 2つの説があって,どちらかというと 2.の説の方が有力な感じなのだけれど,「紫という色は京のシンボルカラー」ということなので,もし,2.の説だと,紫色の都忘れの花を見るたびに,逆に京のことを思い出して,「都忘れ」でなくて,「都思い出し」になってしまうので,1.の説の,京を離れる前に見て,「忘れ草」のように,「都を忘れる」決意をしたという方が正しいような気がして,

そうすると,花言葉の「別れ」とも合うような気がした.

けれど,さらに,考えたら,京の生活そのものは,忘れたいような悲しいものでも,嫌なものでもなく,むしろ楽しい想い出のはずで,隠岐の庭で,紫に咲く美しい花を見て,京の生活(都)を思い出して,しばし「現在の境遇を忘れた」というのが正しいのかも知れない.

そうすると,花言葉の「しばしの憩い」というのともよく合うような気がする.

今日のミヤマユキナ.

ミヤマヨメナ,2017年7月24日
ミヤマヨメナ,2017年7月24日

(夕べ降った雨で泥が跳ねているけれど,花弁がスリムになって伸びた?)

勿忘草と忘れ草

通勤路脇のミヤマヨメナ(深山嫁菜,野春菊).

素晴らしいブルーの花色.

ミヤマヨメナ,2017年7月13日
ミヤマヨメナ,2017年7月13日
ミヤマヨメナ,2017年7月19日
ミヤマヨメナ,2017年7月19日

(ミヤマヨメナの開花時期,6月末までとなっていて時期的に?だけれど,たぶんミヤマヨメナのはず)

この花の素敵なところは,初夏に爽やかなライトブルーの花色だけでなくて,後に『都忘れ』という素晴らしい名前の園芸植物(花言葉「別れ」,「しばしの憩い」)になる有名なストーリーがあって,

承久の乱に敗れて,佐渡へ島流となった順徳帝は、

  1. 草でぼうぼうの佐渡の庭に 一茎の野菊が 紫色に咲いているのを見つけ、 紫といえば京の都を代表する 色だが,都のことが「 忘れられる」かもしれない。 お前の名を今日から 『都忘れ』 と呼び,都のことを忘れることにしようと、命名したという説と,
  2. 京を去るときに,この花を目にとめ,都を忘れることにしよう,としてこの名前をつけた

という2つの説があり,ミヤマヨメナが隠岐の庭で咲いていたのと,京の庭で咲いていた,のの2通りの解釈があるけれど,どちらも,花を見て都を「忘れることにしよう」という決意を表していて,日本的な感性.

西洋では,ワスレナグサ(勿忘草)

ワスレナグサ,2012年6月1日
ワスレナグサ,2012年6月1日

のように「忘れること勿れ」となるので,同じ初夏に咲くブルーの花でも,花の持つ意味が違う.


日本には昔から「忘れ草」とよばれている野草,ヤブカンゾウ(藪萱草,萱草=忘れ草)があって,そのオレンジのやや大味な花が,今,通勤路でも

通勤路のヤブカンゾウ,2017年7月21日
通勤路のヤブカンゾウ,2017年7月21日

自宅前の堤防でも

堤防のヤブカンゾウ,2017年7月17日
堤防のヤブカンゾウ,2017年7月17日

咲いている.

忘れ草を詠んだ歌は『万葉集』からたくさんあるけれど,たとえば,

『伊勢物語』二十一段「忘れ草」

(ある日突然,「夫婦の間のことを世間の人は知らないので,軽々しいふるまいと非難するでしょうが」と歌を詠んで,他の男と家を出て行った妻が,時がたってから後悔して,未練がましく別れた夫に送った歌)

今はとて 忘るる草の 種をだに 人の心に まかせずもがな

(今はもう,せめて忘れ草の種だけでも,あなたの心には播かせたくないのです=忘れ草を植えて,私のことを忘れたりしないで下さい)

[参考: 伊勢物語,坂口由美子編,ビギナーズ・クラシック日本の古典,角川ソフィア文庫]

薔薇の生け垣と謎の鳥の巣

昔は庭の南側堤防側のボーダーにはモミジの木が,

モミジとシジュウカラ,2011年6月12日
モミジとシジュウカラ,2011年6月12日

西側の国有地には桜の木

堤防沿いの元国有地のサクラ,2010年4月25日
堤防沿いの元国有地のサクラ,2010年4月25日

があって,落葉期以外は適度な目隠しになっていた.

国有地が無くなって,桜の木は伐採されて,優しい木陰をつくってくれていたモミジの木もなくなり,もともと1階の掃き出し窓には,落葉期のために,ウッドブラインドつけて,上側だけ降ろして地窓的に使っていたので,モミジの木がなくなっても,堤防の遊歩道通るひとの事はほとんど気にならなかったけれど,わんこさんは堤防素通しになって,散歩する犬が通るたびに怒って吠えていて,犬によっては堤防から,「お~い,タヌキ犬出て来い!」とわざわざ喧嘩うるのもいたりして,家族がいないときはカーテン閉めるけれど,ひとが居るときは折角の庭の景色なので,ウッドデッキに薔薇とゲラニウムの底面吸水鉢並べて,わんこさんの目隠しと花を室内から観賞するための花の咲く生け垣つくりました.

ER ジュビリー・セレブレーション,2017年7月16日
室内からみたデッキの上の,ER ジュビリー・セレブレーション,2017年7月16日
G. ロザンネ,2017年7月16日
室内からみたデッキの上の,G. ロザンネ,2017年7月16日
ウッドデッキの上の生け垣,ER ジュビリーセレブレーション/ G. ロザンネ, 2017年7月17日
ウッドデッキの上の生け垣,ER ジュビリーセレブレーション/ G. ロザンネ, 2017年7月17日

最近薔薇やゲラニウムの手入れしていて,いつも部分的にウッドデッキが鳥の糞で激しく汚れていて,多分デッキの上にあるブドウの木をトイレ代わりに使っているのかなぁと思って,鳥は嫌いでないけれど,自分以外に家族はデッキの掃除してくれないので,鳥がブドウの木にとまらないようにCD吊した(上の画像)ら,ブドウの木に謎の鳥の巣がありました.

ブドウの木にあった鳥の巣,2017年7月16日
ブドウの木にあった鳥の巣,2017年7月16日

糞がいっぱい落ちていたので,巣立った後なのだろうけれど,家族は誰もデッキで鳥が子育てしていたの気付いていない.

何年か前にもこれと同じような巣みたのだけれど,何の鳥なんだろう.

スズメは人工物にしか巣作りしないだろうし,今年は私がかけた巣箱

高い場所につけ替えた巣箱,2016年6月26日
高い場所につけ替えた巣箱,2016年6月26日

を利用して雛がかえっていて,

スズメ,2017年7月2日
スズメ,2017年7月2日

(上の写真,庭で花の写真撮っていたときに,そばにいたので撮ったけれど,ふつうスズメは警戒心強いので,庭に出ると逃げて行って室内からしか写真撮れないのだけれど,この親子は巣箱かけてあげた私のことを信用しているみたい)

シジュウカラかとも思ったけれど,シジュウカラは巣に苔を使うみたいなので違う感じだし,一夫多妻のウグイスのような気がします.

6月末~7月始めは鳥さんたちの巣立ちの時期で,過去の写真さがしていたら,むかし堤防にあった桜の木のカラスの巣

サクラの木にあったカラスの巣,2011年6月12日
サクラの木にあったカラスの巣,2011年6月12日

の写真が出て来て,ちょうどこの時期に2羽の雛が巣立っていった.

(カラスの雛は親鳥が来たときしか巣から顔を出さず,そのとき撮影しようかと思ったけれど,子育てで神経質になっている親鳥に見つかると怖いので,雛が顔を出していない親のいないときに撮影)