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嫁菜と都忘れ

7月から通勤路で咲いている嫁菜.

通勤路のヨメナ,2019年7月3日
通勤路のヨメナ,2019年7月3日

(7月3日の日記では嫁菜はWikipediaで秋咲きとあることから,春咲きの深山嫁菜(野春菊)としましたが,嫁菜は秋咲きでも花期は7~10月ということのようなので嫁菜に訂正します)

この時期に同じように咲いている姫女菀のように,大量の花をつけ

ヒメジョオン,2019年7月21日
わが家のヒメジョオン,2019年7月21日

辺りを席巻しようとすることもなく,ひっそりと咲いているが,

通勤路のヨメナ,2019年7月24日
通勤路のヨメナ,2019年7月24日

ここ数日ブロック塀脇で咲き始めた花は整っていて抜群に美しく

通勤路のヨメナ,2019年7月28日
通勤路のヨメナ,2019年7月28日

その優美な花色が心和ませる.

嫁菜という名前は「この仲間で最も美味で,花が優雅なことから」(野草見分けのポイント図鑑,講談社,2014)つけられたとあり,嫁のように働きもので,美しい,という意味のようだ.

野春菊(嫁菜)の園芸品種の都忘れの名前は,佐渡に流された順徳帝が庭で咲いている紫の野菊を見て

「紫といえば京の都を代表する美しい色だったが、私はすべてをあきらめている。花よ、いつまでも私のそばで咲いていておくれ。都のことが 忘れられるかもしれない。お前の名を今日から都忘れ と呼ぶことにしよう」

という逸話よりつけられた(季節の花300,都忘れより)ということだけれど,紫が京のシンボルカラーであるという説より,むしろ,この花色の組み合わせが不思議と人の心を癒やす力があるからのような気がします.