葉菜・花菜類とは葉や花蕾の部分を食べる野菜です
葉菜類とは主に葉の部分を食べる野菜のことで、ホウレンソウなどの非結球性のものと、キャベツやハクサイなど葉が内側に球状に重なる結球性のものとがあります。花菜類とは、花や蕾を食べる野菜で、代表的なものにブロッコリーなどがあります。
苗づくりのポイントは早めに間引きをしてしっかりした苗に!
葉菜・花菜類の野菜は、種から育てられるものが多く、丈夫な苗をつくることが大切。品種によって春まき、秋まきがあるので、種まき適期を確認してください。発芽後、こまめに間引きをして、しっかりした苗に仕立てます。乾燥を防ぐために、育苗ハウスの利用もおすすめ。市販の苗で手軽に育てることもできます。
育て方のポイントは株を根づかせるために、土寄せをします
野菜の株元に土をかき寄せることを「土寄せ」といいます。土寄せすることで、根がしっかりと張り、株が倒れるのを防ぎます。土寄せは、追肥の時に行います。寒冷紗でトンネルがけをしている場合は、追肥と土寄せのときだけ寒冷紗を外します。
おすすめの資材は害虫対策として、寒冷紗を使いましょう
キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、アオムシ、コナガ、ヨトウムシなどの好物。種まきや苗の植えつけ後、すぐに寒冷紗でトンネルをつくりましょう。害虫の発生前にトンネルがけすることがポイント。すでに卵が産みつけられていることもあります。よく観察し、被害が大きくなる前に駆除しましょう。