緑のカーテンはつる性植物を利用して、カーテンやシェード風に仕立てたもののことです。
植物が直射日光を和らげ、建物内の温度上昇を抑えてくれます。
「緑のカーテン」に使う植物の条件としては、以下のことがあげられます。
1、病害虫に強く、簡単に育てられる
2、ネットに登坂して夏の間、強い日差しを遮る
3、管理が楽で、早く成長する
プランターや鉢でも育てられる1~2年草が好ましいそうです。
育て方のポイント
緑のカーテンをつくる場合は、窓などの開口部全体を覆うように植物を成長させる必要があります。縦方向だけでなく、ある程度の幅が必要になってきます。このため、いずれの植物もつるの先端を摘心することによって「わき芽」を発生させてネットにからませていきます。つるを誘引するためにネットがかかせません。ゴーヤやヘチマなどは実がずっしりと重くなるので、ネットはしっかりと固定する必要があります。つるが3mほどに成長するヘチマやフウセンカズラは戸建ての1階の窓やマンションのベランダなどに、4m以上に育つゴーヤや西洋アサガオなどは戸建ての2階ベランダまでのばすのもおすすめです。
人気の「緑のカーテン」
1位 ゴーヤ 耐暑性があり、実は食用、乾燥してお茶にする。夏バテ防止に効果あり!
2位 アサガオ 江戸時代から観賞用に栽培され可憐な花が楽しめる。
3位 ヘチマ 夏野菜として食用できる。タワシづくりなと、繊維も利用できる。