雨水を 活用しよう

雨水をためて、例えば庭木や植物への散水や打ち水、洗車などに使うことができれば、とてもエコロジーで経済的です。

 
雨水タンク1

雨水は、さまざまな活用方法があります

水は、地球上の生物になくてはならない大切な資源。その元となるのが雨です。水を大切に使用するためにも、雨水を有効に利用していきたいものです。
貯めた雨水は、花や野菜、庭木への散水、庭の打ち水、洗車用水、池の水、作業用手洗い水、トイレの流し水、窓ふき用水、消毒液や液肥のうすめ用水、消火用水、非常用水等々、飲み水以外の生活雑用水に使えます。災害時の非常用としても重宝します。
雨水利用は非常に新しい技術ですが、日本ではまだ発展途上です。一方で、新しい住宅装備の一部として取り入れられています。町全体に取り付けられれば、大雨のときの貯水池の役目にもなります。また、エコロジ-に密接な技術であることから、経済的重要性も高まってきています。

“環境にやさしい”は、暮らしのゆとり

昔の家には、鉢やちょっとした工夫で水をためるものを置いていたような気がします。例えば、縦の雨どいに取り付けられる集水具。雨どいを途中で切ってはめ込むだけの簡単な構造ですが、水がたまる様子には心が躍ります。鉢には小さな金魚などを入れてボウフラの発生を防ぐことができます。
“環境にやさしい”というのは、暮らしのゆとりや、家族や人に優しくなることにつながり、本来の日本の風習や里山、自然の神という、日本人の原点につながっていくのではないかと思います。
自然に学び、自然に暮らそうとする気持ちが、本来のゆとりある暮らしを取り戻していく大きなきっかけにもなるのではと思います。

雨水利用の基本的な知識を覚えよう

雨水利用には基本的な知識が必要です。雨水の貯水には、雨水タンクの設置が一般的です。地中埋設型のタンクの方が、建物内へタンクを設置するよりも基本的には望ましいと言われています。
雨水タンク

 

1.屋根の面積から雨水の量を計算する
●屋根面積では25㎡から40㎡で1トンが目安

2.きれいな水を保つための環境づくり
●雨水タンク内に常時、水を満たす
●光を防ぎ、水温は18度以下に保つ ●凍結を防ぐ
●酸性雨を中和する ●循環ポンプで、水に酸素を供給する

3.メンテナンスが手軽
●アクセシビリティーが高い
●清掃が簡単、特別なコストをかけずにメンテナンスできる

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