日本には「縁起を担ぐ」という言葉があります。
植物は私たちの生活と大きな関わりがあることから、
縁起を担ぐ意味にも多く用いられてきました。
ナンテンは「難を転じる」、柊(ヒイラギ)は「福は内、幸福」の意味があり、
そのことから庭の北東(表鬼門)にはナンテン、南西(裏鬼門)には柊を植えたりします。
ナンテン:「難を転じる木」安全祈願
ヒイラギ:幸福の象徴。魔除け、鬼除け。
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クロガネモチやセンリョウ、マンリョウなどは、
美しい赤い実をつけることから「金のなる木」として繁栄を意味します。
クロガネモチ:立身出世の縁起樹
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子供が無事に成長してくれることを願うのであれば、
「子供の健康祈願」を意味するコデマリを植えるとよいでしょう。
コデマリ:子供の健康祈願。
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庭に植物を植える際にただ単に植える植物を選択するのではなく、
ポイントとなる大切な場所には、これらのような意味のある植物を
植えていきたいものです。
その意味を知ることで、大切に思ってくれるきっかけにもなることでしょう。
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オリーブ:平和と友愛の象徴。家内安全。