ストックとはどんな花?
ストックは、8月下旬〜9月に種をまき、冬から春にかけて開花を楽しめるヨーロッパ原産のアブラナ科の植物です。
花色はピンク・紫・白・赤など多彩で、ふんわりとした八重咲き品種が特に人気。切り花や寄せ植えにもよく利用され、甘くやさしい香りも魅力のひとつです。
名前の「ストック」は、茎がしっかりと“棒(stock)”のように丈夫であることから名付けられたと言われています。
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ストックの魅力
- 花もちがよく長く楽しめる
花壇に植えると1〜2か月にわたって開花が続き、切り花にしても長持ちします。 - 香りが豊か
ほんのり甘くやさしい香りは、玄関やベランダを華やかに彩ってくれます。 - バリエーション豊富な色彩
白やピンクの柔らかな色合いは上品で、紫や赤はアクセントカラーに最適です。 - 冬から春のガーデンを明るくする
寒さに比較的強いため、冬の庭でも彩りを与えてくれる貴重な存在です。
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ストックの育て方
11月開花させるためのポイントは早咲きの品種(開花まで約90〜100日)を選ぶこと!
種の袋に「早咲き」「秋咲き」などの記載があるものが対象。
1. 栽培時期
- 種まき:8月下旬〜9月頃
- 開花期:11月〜翌年5月頃まで
寒さに強いため、冬の花壇にぴったりです。
2. 植える場所
- 日当たりと風通しのよい場所を好みます。
- 水はけのよい土を準備すると根腐れ防止になります。
3. 水やり
- 表土が乾いたらたっぷりと与えましょう。
- 過湿は苦手なので、鉢植えの場合は特に注意。
4. 肥料
- 生育期は緩効性の肥料を与えると花つきが良くなります。
- 開花中も液体肥料を2週間に1回程度与えると、花を長く楽しめます。
5. 管理のコツ
- 花がら摘みをこまめに行うことで、次の花が咲きやすくなります。
- 八重咲き品種はタネができにくいので、育てる際は苗から購入すると簡単です。
ストックは、丈夫で育てやすく、長く楽しめるガーデニング向きの花です。
鮮やかな花色と甘い香りで、冬から春にかけてのお庭を明るく彩ってくれます。
花壇やプランターはもちろん、切り花にしてお部屋に飾れば、毎日の暮らしをより華やかにしてくれるでしょう。