オリーブの育て方を検索すると、必ずと言っていいほど
湿気が苦手だと書いてあります。
根腐れしたり、虫が付きやすくなったり、
なのに、沼などに植えておいていいわけない。
ということで、何本かのオリーブを救出しました。
とりあえず鉢上げして、しばらく様子を見ます。
大きなオリーブの木が立ち並び、なかなか素敵な景観。
これはこれでいいかも♪
そして、早くも除草作業にマンパワーの限界を感じ
ユンボの練習を始めました。
重機、最強
当農園のオリーブの品種は、ミッションとルッカを中心に、
マンザニロ、ネバディロブランコなどが混ざります。
小さな苗木を集めた「オリーブ保育園」では、
セントキャサリンやルッケなどの、観賞用の品種と、
モライオローとフラントイオも何本かあります。
オリーブの品種は、1600以上もあると云われ、
色々調べるうちに、どんどん欲しくなってきます。
美味しいオイルが採れるもの、
樹形が美しいもの、珍しいもの・・
一日中眺めていても飽きないほど
まさに、 オリーブ沼。
なんて言っているうちに、雨が降ってきて、
ガーデンが大変なことに・・
そもそも田んぼだった場所に植え付けたのですから
こうなることはわかっていましたが・・
リアルオリーブ沼を目前に、またまた現実に引き戻されした。
珍品種、探している場合じゃない。
今、ここにいる子たちを何とかしないと
3月は、とてもたくさんの出来事がありました。
一番大きな出来事は、大切なガーデンパートナー・めぇちゃんの急逝
もうすぐ4歳を迎えるところだっためぇちゃん。
体調を崩して10日目、注射や点滴の甲斐なく、虹の橋を渡りました。
本当に本当に、本当に可愛い子で、全部大好きでした。
たくさんの人を笑わせて、たくさんの人に泣いてもらいました。
その翌日、「止まるな、進め!」とばかりに届いた160本のオリーブの木。
H1.5サイズを頼んだはずが、なぜか3メートル超のものが届き
ちょっとあたふたしましたが、何とか無事植え付け完了。
全部植え終わって、NO SIDE 試合終了。
・・かと思いきや、新たな問題勃発。
新しい木にも、虫が入ってた
なんか3月は試練だらけです・・
そして、2022年最強の幸運日の今日(3月26日)
なんでも今日は、「一粒万倍日×天赦日×寅の日」が重なった、トリプル開運日なんだそうで、
”毎日、いろいろありますが、一日の終わりには笑って讃えあえる場所でありたいな。”
そんな願いから、さんだオリーブガーデンに併設する農園スペースに
『ノーサイドファーム』と名付けました。
何が実るか、こうご期待です♪
一足お先に、第2オリーブ園(オリーブ保育園)に植える木が決まりました。
オリーブの苗木128本と、シンボルツリー7本を引き取りに、香川県までひとっ走り。
珍しく、雪のちらつく志度の町で、積み込み作業に奮闘。
強風のため、明石海峡大橋には40キロの速度制限がかかり、なかなかスリリングな旅でしたが、何とか無事三田まで運ぶことが出来ました。
翌日の三田も、なかなかの強風で時折雪もちらついていましたが、小さな苗が倒れないよう、しっかり土寄せして、たっぷりのお水をあげた後、肥料を追加。
実るまでに、何年かかるかな?
木が入ると、途端に気が引き締まります。
周囲から押し寄せてくる雑草に負けないよう、農園まわりの法面に防草シートを敷いて、春を迎える準備も万端です☆
『無農薬有機栽培』は、最高のオリーブオイルを作るに当たって、欠かせない事だと考えていました。
ところがどっこい
いきなりの『ゾウムシ被害』
1本やられると、たちまち被害が拡大して農園存続の危機にも繋がりかねません。
オリーブ育成の師匠や、無農薬有機栽培の農家さんから色々アドバイスをいただき、まずは、『減農薬』から始めることになりました。
殺虫剤ダイアジノンを、分量をしっかり測って最小限に散布しました。
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さんだオリーブガーデンに植え付ける予定だった樹木に、オリーブゾウムシが発生しました
オリーブ農園をやめられた農家さんから、樹木をお譲りいただく予定だったのですが、かなり深刻な様子になっているようです。
来月早々、香川県入りして、被害状況を確認に行くことになりました。
オリーの木も、人の手が入らなくなるとすぐにこのような状況になってしまうのですね
農園を始めるにあたって、雑草対策や土作りの難しさなど、いろいろな課題がありましたが、ここに来て一番カナメのオリーブの木の育成の難しさに直面。
あとは樹木を迎え入れたら・・ という、浮き足立った気持ちから一転。
改めて、自然と向き合う覚悟を決めた事件でした。