今回のお宅は、当社近くにあるO様邸です。ご近所様ですので、以前から交流もあり、今回お隣に新築の住宅が出来るので、敷地確認をしたら、境界杭の位置がもっと離れた場所だったり、お隣さんとの外構工事の打ち合わせで、敷地間口を広く出来るとの事で今回の大改造工事となりました。
着手前です。道路側からと、敷地奥からになります。道路側で約3m、間口が広くなったので駐車場として1台分増える予定です。お隣の住宅工事が終わってからの施工予定です。
お隣さんの新築工事の外構工事が終わったので施工開始です。
敷地奥からの施工になります。現状のL型擁壁を再利用し、敷地境界ギリギリまで広く配置します。広くなる分、新しいL型擁壁も配置しました。途中から、現場打ち土留めなので、取壊しながら施工しました。
道路側は、広くなった間口に砕石を敷きました。 お孫さんもスッキリしたお庭で遊んでます。
お隣さんとの境にはH1.2mのアルミ目隠しフェンスを設置します。基礎の掘削・砕石・鉄筋組立から、ベースコンクリート打設までです。
この時の外構プランニングでは、玄関前の土間はそのままの予定でした。
ベースコンクリートの上にフェンス基礎ブロックを配置します。今回設置の目隠しタイプのフェンスは風の影響を受けやすく、幅15㎝の重量ブロックを設置しました。
今回使用したのは エスビック㈱の タフト 化粧ブロックですが、D種の強度を持つ重量ブロックです。H1.2mフェンスなので柱ピッチは通常2.0mですが、1.0mピッチとしました。
施工しながら、O様とは日々打ち合わせし、当初計画では残す予定の玄関前の土留め+土間コンクリートも撤去し、新しく土間コンクリートを打設することとなりました。玄関の300角タイルも浮きや欠けがあったので貼り替えも打ち合わせにて決定です。
土留めとフェンスにて区画され、広くなった土の部分のお庭ですが、以前あった植栽に庭石や新しく植栽を追加し、和風庭園としました。土だと夏の雑草が予想されるので防草シート+瓦チップです。植栽や庭石周りには緑のグランドカバーとして玉竜を植え込みました。
施工写真はありませんが、大工さんの施工により玄関前の庇を約2.0延長し、カーポート3台用を設置しました。カーポートは折半タイプの積雪150cm対応です。
土間コンクリートは4.0m程度にコンクリートに隙間をあけ、誘発目地とデザインを兼ねた目地としました。仕上げは刷毛引きとし、スリップ防止です。土間コンクリートを、お庭側~玄関前~駐車場部と3回に分け順に打設し、玄関から人が出入り可能で施工出来ました。
土間誘発目地には黒い化粧砂利でコンクリートの白色とのアクセントにしました。
駐車場としては最大5台は駐車できる土間コンクリートと、雑草対策のお庭と、当初の写真とは見比べて同じ所が無いくらいの外構工事になりました。
今後、お庭でバーベキューや家族の憩いの場になるといいですね。
お庭などでお手伝い出来る事がありましたら、ぜひお願いします。