カリフラワーの土つくりと施肥

カリフラワーは、キャベツやブロッコリーと同様、ケールを先祖にもつハナヤサイの仲間である。カリウムをおおく包括している為、高血圧予防に効果がある。また、野菜としては蛋白(たんぱく)質がおおく含有されている。耐寒性、耐暑性共にあまりつよいとは云えない。
また、乾燥が酷い(ひどい)と外葉が巻き込んで花蕾の肥大がストップしてしまう。これは「チャボダマ」と云う現象である。このような状態にならないよう、適宜水遣りに配慮する。また、花蕾が大幅に成ると、露出しないよう外葉で包み、花蕾を保護してあげよう。日光をさえぎり、花蕾の黄化を防ぐ。
花蕾を接触して、やわらかいと実感するようでは、とっくに収穫遅れである。花蕾がガッツリしているうちに収穫する。
なかなかどうして手間がかかるかも知れないが、それも家庭菜園の楽しみの一つかも知れない。収穫の喜びは、かけた手間に比例する!

畑の準備と施肥
★土つくり
日当たりの良い場所が適している。
1.1平方メートルあたりに以下の分量の肥料をほどこして、粗起こしと土の中和を行いる。
・堆肥・・・・・・2kg
・苦土石灰・・・・・・150g
2.元肥として化成肥料150gを畝全体によく混ぜる。幅1メートルの畝を立てる。

★追肥
1.植え付けて2週間ほどしたら、初めの追肥をする。化成肥料を施する(1平方メートルあたり70から80g)。
2.其の後、20日レベルしてから更に2回目の追肥を施する。分量は同量である。
3.晩生種のケースの場合は、更に20日後に3回目の追肥をする。