昨日も母の顔を見に実家に行ってきました。
キンモクセイの香りが漂っていました。
香りは苦手なのに、
苔の上に落ちたキンモクセイの花弁が余りにも可愛くて、
見いってしまいました。💕
家に入ると母は居るはずのリビングにはおらず、
部屋のベッドで眠っていました。
私がトントンと合図をすると目を開け、
「来てくれたの!?今日は洋服も着替えないでパジャマのままなの」って、
行儀が悪いでしょと言わんばかりに。。。
「いいのいいの、そんな時もあるある、寝てて」と私が言うと、
「ごめんね、そうさせてもらうわ」って。。
寝ている間に、お仏壇へ。
お花が添えられていたので、ちょっとホッとしました。
以前は仏壇の前に置かれた座布団に座りお経を唱えていたのですが、
今は姪っ子が使っていた学習机の椅子に座って。
母は私に心配をかけまいと、
時々起き上がってリビングに行こうとしました。
母の寝顔を半日見ていた部屋の障子を夕陽が赤く染めました。
「また来るね」と残し車を走らせたフラワーロードから。。。
沈みゆく美しい夕陽が、
切なさを吹き払ってくれました。。。