地上の天の川

夜空にある天の川に対して地上にも天の川が存在しているという話を聞きつけ、 奈良県北東部の山添村にある神野山を訪れました。

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山腹に存在するその天の川は、黒々とした巨岩・怪石が、平均巾25m、長さ650m にわたって累々と谷を埋めつくしていて、とても不思議で謎に満ちた景観を見せてくれます。

鍋倉渓と呼ばれているその岩の川の名前の由来は、黒くすすけたような岩の色が、鍋の底を連想させることからついたそうです。

鍋倉渓は、古代人が天の川を地上に映したものだとか、破天荒な天狗伝説が伝わっています。

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その伝説とは、神野山の天狗と伊賀の青葉山の天狗が喧嘩して岩を投げあったと伝わり、鍋倉渓の岩は伊賀の天狗が投げたものだということです。

現実的には、火山の溶岩が流れ出して冷えて固まったとか、有力な説として風化説があります。

神野山は火成岩の1種、角閃斑レイ岩という深成岩で形成されていてその岩質が非常に硬いため

風化に耐えて残り、谷底に自然に移動して集まったという説です。

形成の歴史はともかく岩の上に立って耳を澄ませば、ゴロゴロという音が岩の間から聞こえて岩の底

を水が流れているのが感じられ、とても不思議な感覚にひたれます。

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毎年8月1日から8月20日まで夕刻になるとソーラーライトよるライトアップが行なわれるそうで、森閑とした森の中に幻想的な地上の天の川が浮かび上がるそうです。

ライトアップされた写真を見ると無数の蛍が岩や草に止まっているようにも見える工事担当Mでした。

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