関東地方は大雪だそうで
北陸の私達とは違い、雪に不慣れな地域ですので、大変な混乱が生じているみたいですね
これ以上の事故災害が起こらないことをお祈りいたします。
弊社が所属する(一社)日本造園組合連合会 青年部 のお話です。
(一社)日本造園組合連合会 青年部。
私の地元である富山県支部の通常総会がありました。
例年この1月におこなっております
今年は役員改選の年。
新しい部長、新役員体制となってのスタートです
部員数65名。重ねた総会は43回。
全国屈指の大所帯で、規模も歴史も有数の会です。
部員は満45歳をもって青年部を卒業。
今年はたくさんの方々が青年部を巣立っていかれました。
どんな会でもそうかもしれませんが、部員数・会員数の減少は深刻化。
この富山県支部青年部もこのまま新規加入者がいなければ、5年後には現部員数が半分にまで減る現状です
若い人たちに私たちの造園業の魅力を伝え、部員数の増加に繋げるのが、当面の課題であります。
そんな造園青年部ですが、明るい話も
海の向こう、海外で私たちの全国の仲間が頑張っています
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 グレンデール市
【 海外日本庭園修復プロジェクト 】
全国にいる仲間たち、造園青年部の6名がこのプロジェクトに参加しております。
世界各国には多くの日本庭園があります。
しかしながらほとんどのものは、維持管理もろくにされず、荒んだ庭園が多いのが現状だそう。
このままではいけない・・・
世界各国にある日本庭園を数年かけて修復していこう・・・
今回のこのプロジェクトは国の仕事です。
旅費と滞在費は国から支給。
そんな大プロジェクトに私たちの仲間が派遣され、異国の地で頑張っています
世界にはいろいろな庭園様式があります。
広大な敷地を利用した広場的な庭。
複雑な花壇に草花を植付け、幾何学的な装飾を施した庭。
いろいろな庭園様式が世界にはありますが、【 日本庭園 】にはそれらにない特色があります。
野の趣を想わせる庭。山間の渓流を想わせる庭。
静けさの中で自分の心に問いかけの時を与える庭。
【 日本庭園 】には想像をかきたて、自分自身の心に染み入る景があると思っています。
それらはきっと海外の人にも通じるはず。
意味なく置かれた景石。
歩いにくい飛び石。
実はそれらは景を成すのに重要なもの。
この修復プロジェクトでは、そういった意識も異国の方に伝わってほしいと願ってます。
1月15日から約10日間の日程で、6名の仲間が頑張っています。
若い世代にはとても貴重な経験。
人それぞれの頑張り方で、この造園青年部と私たちを取り巻く環境が、すこしでも良くなれば・・・
と、思っている私はだいぶ年長な現役青年部です