こんにちは!
いつもご覧頂きありがとうございます。
今回は、冬のつるバラ剪定の紹介をしていきます。
毎年、メンテナンスの依頼を下さるお客様のお家に同行させて頂きました。
アーチの間から沢山の枝が出ていて
元気がいいバラが多く、剪定のしがいがあるものばかりです
それでは、剪定作業を紹介していきたいと思います。
1)不要な枝を取り除く!
内側に入り込んで他の枝と交差している枝や、細い枝、古枝などを取り除いていきます。
これをすることで風通しが良くなり、病虫害の防除にもつながります。
病気になりやすい古い枝や、込み入っていきそうな枝は、この時期にしっかりと切ってしまっています。
2)次に花が咲いて欲しい高さの、5~7割程度の高さで切っていきます!
バラは春に芽吹いてから数週間に数センチほど伸び先端に花芽をつけます。
理想の高さで切ってしまうとそこから数センチ高い位置に花が咲くことになってしまいます。
剪定行う際には、咲かせたい理想とする高さを考えながら作業すると良いと思います。
3)枝を切る時は、外芽の上で切っていきます!
切りたい高さが決まったら、外側に向いている芽の上で切ります。
そうすると、この外芽が一番上の芽ということになり、
ここから強い枝が出てきて生長していきます。
枝が内側へ内側へ交差してしまうよりも、外側へゆったりと伸びていってくれた方が
形としても美しいですし、病気や害虫からの被害を防ぐ基本となります。
4)S字を描く様に誘引!
アーチの側面には基になる太くて長い枝を
S字を描くように這わせます。
アーチの上部は、枝を寝かせます。
残った枝や細い枝は空いたスペースに配置していきます。
込み合っている所を整理し、使わなかった枝は元からカットします。
冬の間は数本しかなかった枝から
初夏には、ボリュームたっぷりに花が咲いてくれるはずです!
さあ、寒さの厳しい今がチャンスです! 是非バラの剪定行ってみてください
上記4つの手順で整えたのが、こちらのつるバラです。
また華やかな季節になりましたら満開なバラを投稿させて頂きます!
満開になることを願います