こんにちは。
暑い日が続いています。
片付け始めた羽織物を引っ張り出した日がまるで嘘のような夏日です。
*。。*。。*。。*。。**。。*。。*。。*。。*
福井県勝山市平泉寺町にある平泉寺白山神社で、
江戸時代から33年度の「御開帳」が
5月23日(金)〜5月25日(日)行われるとのことで
5月25日(日)に主人と出かけてきました。
本社には「白山の女神」と呼ばれるご神体の「河上御前」の像がまつられていますが、
残念ながらこの日はお天気が悪く本社の中が暗くて、
姿を目に納めることはできませんでした。

(本堂の中は撮影禁止なので建物だけ)
大勢の方々が参拝に訪れていたので20人位づつのグループに区切られ4人づつでの参拝。
あとの方々のことを考え、手だけ合わせての参拝にとどめました。
「河上御前」の像は室町時代につくられたとされ、
安土桃山時代に白山平泉寺が一向一揆で焼き討ちにあった際は、
僧侶たちが守ったと伝えられています。


拝殿へ続く石畳の両側では木々の間に苔が広がっています。
自宅に引き返そうかと思う程の悪天候でしたが、
勝山市に近づくと雨が上がり、そのまま雨が降る事はありませんでした。
日頃させていただかないことへのご利益だったのでしょう
養老元年(717)の泰澄大師の手によって創健された神社です。
室町時代の最盛時をむかえたものの天正二年に全山焼失。
その後、顕正(けんしょう)が再建し、江戸時代から令和現在に至る。
境内は白山国立公園特別指定区域内に位置し、山々をまたいで広大な敷地を有しています。