自動車を製造販売するダイハツが、大阪府池田市と兵庫県川西市の両市に対して、災害時の初動対応に活用可能な軽商用車『ハイゼット トラック』およびトラックの荷台に積載可能なコンテナを両市に保管し、災害時に災害市町村へ貸し出す仕組みを、両市の協力を得て開始しました。
この保管車両(コンテナ含む)は、地震などの災害発生時、被災地域に対して貸出すことを予定していて、通常は両市にて公用車として使用されます。
コンテナ内には、発電機や投光機に加え、はしごやスコップなど、災害救助に使用可能な道具類を積載した状態で貸出す事になっています。
さらにコンテナは、人の手でトラック荷台への積み下ろしが可能な構造としたため、フォークリフト作業などが不要となり、現場での使い勝手を高めています。
軽トラック自体は、農業を始め林業など、足場の悪い現場でも使われ、小回りが聞くため、こういった災害時に使用することは、この先増えていくのでは無いでしょうか?