咲いたの
咲いたよ

君の好きなあの花が

開くよ
開いた

君の好きなあの花が

つぼみも
後ろ姿も
花を支える大きな葉っぱも

みんなみんな
大好きだった

高く澄んだ長月の空から
楽しんで見てますか？

咲いたよ咲いたの
秋明菊が

日差しは暑いけれど、
じりじり焼き尽くす強さは遠のいて

 

 

 

 

 

 

日陰の風は
冷ややかな心地すら

いつの間にか
空はすっかり高くって

今日でお別れ、8月の空

駆け足の季節に
戸惑いながら
心地いい陰のしたで佇んでみる。

 

降ったり止んだり

賑やかなお天気に季節は迷子にならないのかしら？

そんな朝

 

 

 

 

 

 

 

純白の花びらがひときわ際だつ。

秋を知らせるシュウメイギクの開花。

今年は一重の白色が一番乗り～

これからは一雨毎に脱ぎ散らす暑さも遠のくはず。

加速してやって来た暑さは、少しずつ虫の音と共に冷めてゆくのか～

日本中を我がもの顔でのさっり縦断した台風。

被害甚大なるニュースをTVで拝見、お見舞い申し上げます。

当方、危惧された程でもなく、御陰様で通過

 

 

 

 

 

 

置き土産は

ソヨゴの上の雨粒コロコロ。

気が付けば、春から葉っぱを拡げていた、シュウメイギクがただ真っ直ぐに、すくっと伸びて！

 

 

 

 

 

 

思わず、暑さで緩んだ心を見透かされた気分で、ドキリ！

そう、しゃんと、背中を伸ばして！どんなことがあったって！

蝉の大合唱の中、どんなに騒いでも、あっという間にシュウメイギクのお花が揺れる日はもうすぐだものね。

ありがとう～

また、教えられました。

お日様Sun.に誘われて

お日様Sun.に連れられて
やってきた微笑みは
回向の連続
風も雨もお日様も
そして…
見つめる瞳さえ
愛に溢れて
ありがとうね。

そろそろラストのニュードーン

小さな小花はいつの間にかしっかりと実を結び

固く閉ざしていた蘇鉄は恵のシャワーで完全オープン。

 

次々と花綻んで
咲いて開いて散って

 

 

 

 

 

悪くはない景色
舞台が上空から地面に移っただけ
ハラハラと舞う姿

 

 

 

 

 

潔くも哀れそして限りなく美しい

 

 

 

 

 

かき集め　何もなかったかのよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして　また散る

 

 

 

 

 

 

 

そして　また掃く。

西日を手にして
すくっと伸びた茎の先には、ピンクのドーナツ花。

一面に広がってね、遠慮しなくていいからね～
行きたいところに手も足も力一杯伸ばしてさ！

水色のキャンパスに。優しく筆を下ろした薄桃色。
ニュードーンは真っ盛り！

さぁ、今日も一日明るい笑顔と張りのある大きな声で。

雷さんと雨に打たれても

ベニバナヒョウタンボク

カクレミノ

メギにもキラリ、一粒。
小さな葉っぱなれど、身一杯に受け止めてる。

それぞれの器に合ってるのよね、受け止められない試練はない！頑張れメギちゃん。