2020 太田庭石の初庭です。
広い敷地の除草が追いつかず、防草対策を優先にリニューアルしました。
材料はすべて既存のものを使い、防草シートを施して砂利で仕上げました。
唯一アプローチに土間コンクリートにして、歩きやすいように段差を無くしました。
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お庭が完成しました
今回庭づくりをさせて頂きました、関市・キムチェ様の全景動画です。
白を基調に最小限の資材・植栽にまとめ、シンプルで心休まる雰囲気にしました。
高品質白川砂
街路樹剪定 折り返し
庭石撤去から移設へ
今日は街路樹剪定を休工し、一般のお客さんの庭石撤去現場に来ました。作業前にお施主さんとお話し、やっぱり庭に据えることになりました。撤去予定だった庭石は、今入院されているおばあさんの思い入れがおありになるのだとか。今までは駐車場の片隅に置いてあった庭石が、玄関前に存在感を発揮しました。処分代の代わりに据え作業代としました。土砂降りの庭石据えはしないのが通例ですが、撤去ではなく据え置きに決断して頂いたご家族の決断とおばあさんへの敬意に、こちらも本当に嬉しく、雨が上がったら竹垣を除去し砂利で仕上げるともっと良くなりますとアドバイスしました。おばあさんが退院して帰って来たら、きっと真っ先に気付いて喜ぶだろうと、息子さんも嬉しそうにして下さり、すぶ濡れでしたが気持ち良く帰って来ました。
庭木伐採
街路樹剪定始まりました
造園-沓脱石を据える- 太田庭石
先週からお庭移設工事を進めています。昔から家屋には出入りしやすいように沓脱石(くつぬぎいし)を据えるのが一般的ですが、現代では家屋のスタイルに合わせてテラスやデッキなどに取り変わることもあります。こちらの家屋は、古民家を改築して飲食店をオープンされますが、既存の庭資材を使って庭づくりですので、段積石から一石選定して沓脱石にしました。天端が平らで寸法もバッチリでした。天然庭石なので、据え付けには時間を要します。
飛驒の剪定技術 ヒノキ
愛樹園さんのヒノキの剪定です。正直、こんな手の込んだヒノキの剪定は初めて見ました。本当に貴重な技術を見せて頂きました。愛樹園さんは、お施主さん一戸一戸の庭木の状態を把握していて、樹木の知識も豊富なので話が本当に楽しい。次々と惜しみなく教えて下さるので、メモるのが大変なくらいでした。愛樹園さんの心のこもったお仕事は本当に勉強になりました。
飛騨高山の代々の屋敷と庭 -太田庭石-
造園技能検定でお世話になった、高山の「愛樹園さん」の剪定を見学させて頂きました。愛樹園さんは高山の代々の庭師さんで、現在は5代目の老舗造園屋さんです。貴重な剪定技術を惜しみなく見せてくれて、とても親切にして下さいました。今回はラッキーなことに、高山の名士のお屋敷が現場だったので、行く前からとても楽しみにしていましたが、見てびっくり!!想像以上の立派なお屋敷と庭でした。
ひときわ目を引くのが赤松。樹齢100年以上の枝ぶりと細やかな手入れがなされた姿は圧巻でした。この日は晴天だったので、赤松の幹肌と健康な葉色が青空に良く映えていました。剪定が終わった後、樹皮をほうきで毛羽立ちを落として消毒するらしいです。何という徹底した手入れ!!こうすることで、赤松ならではの幹色も引立つそうです。このアカマツの剪定は10人/工以上かかるそうですが、全体は赤松の柔らかさが、樹幹は荒々しく、長い年月を家主と庭師が大事にしてきたことが覗えます。庭を愛すことの極みを見せて頂きました。愛樹園さんに本当に感謝です。