皆さんは、アクアポニックスという植物の栽培方法をご存じですか?
これは大きく言えば【循環型の農業】です。
簡単に言えば、水生生物の飼育と、植物の栽培を一緒にやっちゃう事です。
魚は餌を食べて糞をします。
そのままにしておくと水は濁ってしまって、水槽内のアンモニアが増え、魚は弱ってしまいます。
そうさせない為に、ろ過装置でフィルターを使って水を綺麗にするのですが、
このフィルターを植物で代用する方法です。
実は、水槽内の有害物質とされる、アンモニア、硝酸塩、亜硝酸、窒素はよく見ると。。。
植物の肥料と同じなんですよ!
こんな理にかなった栽培方法はない!
そして、これは子供さんがいる家庭で是非にやってほしいと思っています。
なぜなら、この一つで自然の循環が目に見えるのです。
土の栽培では見えないものが、この方法では見えてきます(*^▽^*)
お子さんに自然の循環を教える、良い機会になると私は思っています。
私は水生生物の飼育を約20年間ほど趣味でやっています。
数年前、飼育のことを色々と調べていたらこの“アクアポニックス”というものに出会いました。
やってみたい!と直ぐにキット等を調べたのですが、なかなか専用の物は値段が高い(;^_^A
そして、何とか低コストでやれないものか?
と調べて、考えて数年。。。今回とうとうやってみます(^_^)/~
最初から持っていた物
- 水槽
- メダカ10匹
- ヤマトエビ10匹
- 水草
- ウエットろ過装置・ドライろ過層
買い足したもの
- 塩ビ管
- ハイドロボール
ちょっと塩ビ管が汚いですが(;’∀’)これは施策を何回か繰り返していたので。。。
元々60㎝水槽の上にジェックス グランデ 600Rというろ過装置を乗せています。
そしてその上にオプションのドライろ過層を乗せてろ過していました。
このドライろ過層にハイドロ栽培用のハイドロボールを入れ、栽培していきます。
塩ビ管は排水口にちょうど合う物を買ってきて、奥まで水がシャワーできるように自作しました。
最初からやる方は、もしかしたらキットを買った方が安いかもしれません。
私の場合は水槽自体があったので、この時に用意したのは塩ビ管とハイドロボールのみです。
こんな感じです。
苗床には他にも方法があるようですが、私は微生物が繁殖しやすいようにハイドロボールを使用しました。
ハイドロボールは粘土を高温で焼いて発泡させたボール状の石で、中に穴がたくさん開いているので植物への空気の供給と、微生物の住処になります。
微生物がハイドロボール内で繁殖するのを数日待って、種をまきます。
ここで注意点!
水槽の大きさ・ろ過装置・魚の種類・その数で状況は変わってきます。
私はメダカを使ったので種から蒔いていきますが、金魚の場合だと苗からの方が良いかもしれませんし、一応フィルターも使っています。
私も初めての事なので手探りで始めます。
私の今後の結果が、全てではないことをご了承ください。
今回はここまでで、次は種を蒔いていきます!
我が家の動物たちはインスタから!