こんにちは~、浅野です。
6月は試合に行かないつもりと言いつつ、明日は郡山は開成山野球場で行われる交流戦・ヤクルト楽天戦に日帰りで行ってきます。野球以外にも観光はする予定で、ダム一か所とその近くにある廃線跡と記念館に・・・あ、逆ですね。廃線跡のすぐ近くにあるダムに行くんだった!笑
土曜日は主人と富山市へお出かけしてきました。
メインは主人の会社の鉄道イベントなのですが、それはまた別の機会があれば・・・?
そのあと、私の希望で富山駅の北にある環水公園に行ってきました。
目的はこれ!なんとスターバックスです
映画のロケなどにも使われるこの公園は、実は世界一のスタバと呼ばれるスターバックスがあるのです。この写真で言うと右上にあるところ・・・夜は店舗や橋(天門橋)がライトアップして、春はスタバ横の桜がライトアップされ、ついでにこの池までLEDが沈められライトアップされちゃいます。この日は生憎のお天気でしたが、立山連峰も綺麗に見えるそうです。
(世界一のスタバで検索するとすぐに出てきます。店舗のライトアップ綺麗です。)
私もここに集まってくるリア充のフリをして、6/1から限定発売されているベイクドチーズケーキフラペチーノを購入して、橋を渡り対岸まで来てみました。
むむ・・・富岩(ふがん)運河?ということで、近くにある看板を見てみると、ここは昔暴れ川であった神通川を整備する際につくられた運河でした。富山に運河があるなんてびっくり。
蛇行した神通川を直線にした際にできた富岩運河。1900年はじめのことです。
はじめはその運河沿いに工業地帯や富山県庁などの施設が立ち並んだそうですが、そのうち車が発達して水運は衰退・・・同時に水も汚れてきて、運河を半分埋立。全部埋め立てるのを公園に整備し直して、ちょうどこの写真のところで運河はとまったようです。
主人と二人で、世界一のスタバよりもこの運河のほうが気になってちょっとお勉強して帰ってきました。なので、駅に近い大きな公園にこんなに大きな池があるのですね!(池ではないですけども・・・最初は人工池だと思っておりました。)
帰りは海沿いの新湊のほうを通って帰るというので主人に運転を任せて公園を出た5分後・・・見付けちゃいました、堤防の上に小さくあった「重要文化財 中島閘門」の看板。笑
恥ずかしながら、閘門(こうもん)の漢字は読めても、その閘門が何か分からない。笑
でも、慌てて車を戻して行ってみると、なんと先ほどの運河を区切る水門があるじゃないですか。でもちょっと怪しい・・・そこで主人が一言。「これってもしかしてパナマ運河みたいなやつじゃない?」と。
え!?ほんと?と近づいてみてみると、
分かりますか?この水面の高さの違い。
結構高くてダムを見下ろしたときの気分になりました。笑
7分間の説明が流れるというので聞いてみると、まさにその通り。およそ2.5mの水面の高低差の違いをパナマ運河式の閘門で調整しているそうです。この看板の図で言うと、左下のところです。
閘門というのは、wikiによると水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置であるとのことで、閘門の意味を知っていればすぐに分かることでしたちなみに閘門とGoogleで検索してみると、この中島閘門が二番目に出てきました。かなり有名のようです。
こちらのほうが水面の高さが分かりやすいですね。先ほどの写真も見てもらうと分かるのですが、閘門の扉の接合部分には檜が使われていて、それで密着するようになっているそうです。
左の石橋も当時のまま、閘門の護岸は石組みとコンクリート要所要所で使い分けて使い、右奥の閘門操作室は当時の形を復元したそう。この閘門の奥には同じ幅ぐらいでもう一本あり、そちらは放水路になっていました。この閘門と放水路の間の中州?に操作室があります。
昭和の土木建造物としては全国で初めて登録されたそう。すごい!
一通り見て回った後に(操作室も中に入れます)、奥の閘門が開いて観光船?が入ってきました。さきほどの環水公園で船に乗りますって書いてありましたが、どうやらここと行き来しているようですね。
これは船が入ってきたところが閉じてある状態。右側が船着き場になっているので、常時管理人のおじさんがいるみたいです。中州で草むしりとかもしていました。
海はこの閘門からおよそ3km先。富岩運河に偶然にも出会うことができて、とても得した一日になりました。富山は意外にも運河があること、やはり水が豊富なこと、ひっそりと街の外れに発展に尽くした重要文化財の中島閘門があること、そして運河のある街・富山を目指しているって書いてあったのでもっと大々的にアピールしてほしい!!
今日はほんとこの一言に尽きますね、スタバに行ってよかった!!
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