こんにちは、浅野です。
今日のアップで、北海道ガーデン街道の中のお庭は終了です!
北海道ガーデン街道というのは、大雪~旭川~富良野~十勝にまたがる8つの大規模庭園を結んだおよそ250kmの街道のこと。各個別にチケットを購入すると、一か所当たり800円~1000円ほどかかるのですが、なんと8施設中4施設で利用できるお得なチケットが2200円で販売されています!すごいお得!!
・・・なんですが、このチケットを買ったにも関わらず、他にいくところのができてしまったために、北海道ガーデン街道のお庭は3か所目のこの真鍋庭園で終わりというわけで。多少もったいなかったですがしょうがないですね
それでは、私が今回一番楽しみにしていたコニファー目白押しの真鍋庭園にレッツゴー!
真鍋庭園は、樹木生産者が運営している見本園を母体に、昭和41年から造り上げてこられたそうです。日本初のコニファーガーデンとしても知られるお庭は約25000坪!!多様なガーデンのデザインや造園、管理、樹木生産などはすべて自社で行っています。
朝9時前に到着したのですが、すでに団体ツアー客が来ていました。北海道ガーデン街道を巡るツアーは年々増えていくように感じています。最初は私も母と二人そういったツアーで行くことを考えていたのですけどね。
入った瞬間、体全体で感じるコニファーの香りに包まれました。はぁ、癒される~
奥に見えるナーサリー、帰りに両親が嬉々として大量に買い込み福島へ発送していました(笑) ここまで我慢していた母も大爆発!父までこれが欲しいと同じ植物で何種類か別品種を購入していたのがびっくり。そんなに欲しかったのね。
ウェルカムアーチを抜けると、そこは日本庭園。この庭園の初期からあったこの池は、地下から自噴する14度の地下水ということで、真冬でも氷が張ることがないんだそうですよ。鯉がたくさんいました。
周囲の木陰にはヤマアジサイが満開。
奥にある建造物は、明治44年に当時の皇太子が北海道行啓を行うために帯広市中心部に建てられた御在所でした。大正11年にも当時の皇太子のお休み処として、戦後は米進駐軍の宿舎、その後は公民館など用途を変え、昭和37年に解体されることにより、先々代の真鍋氏が譲り受けたそうです。
内部非公開なのが残念ですが、ここの周囲だけはモミジなどが多くコニファーガーデンとはイメージが程遠い空間になっておりました 日本庭園があるなんて知りませんでしたのでびっくり。
日本庭園を抜けると、両脇に色とりどりのメギが植わった道。
斑入りのメギは初めて見ました。真鍋庭園ではコニファーの下草でメギを植えてあるところが多かったのですが、これが意外にもとてもよく合うんですよね。まぁそのメギたちも結構な高さがあって見応えがするからでしょうか。
そして、サムネイルと同じ赤屋根の家へ。これは昭和52年に先代の真鍋氏が住居用に建てたもので、内部は非公開です。木造でオーストラリアのチロルハウスをモチーフに、建材のほとんどを自己山林から切り出したそうです。さすが!
この赤屋根の家の周辺はヨーロッパガーデンとなっていて、コニファー中心のお庭になっています。園路はなんと芝のまま!ウッドチップや砕石じゃないんですねぇ。
コニファーの種類については一般的なものしか分からないですが、樹形もさることながら、色も黄色から深緑まで様々で実に見応えがありますね。地被タイプのコニファーと芝生で緩やかに区切られた園路がとても美しいです。
赤い屋根の家の正面まで来てみると、コニファーに埋もれるようにして見えるお家の存在感がまた違った形で見えますね。
ですが、コニファーばかりではなくて北海道らしくシラカバやハマナス類もありました。おっと、これを見ると裏道のほうは砕石敷きの園路のようですね
ヨーロッパガーデンのお隣には、バラが植わった広場とガゼボが。こういったガゼボは園内に何か所かありました。
隣の芝生広場には大きなヤナギの木。セイヨウシロヤナギ”トリステス”と書いてありました。
ヤナギの木の下から。綺麗にお手入れされた芝生広場は周囲がなだらかな丘になっています。実はこのかげ、かなり窪んだ池になっていて周囲にはシャクナゲの群落があるのです。
この右側が芝生広場とヤナギの木があったところです。左側は高さ3mほどはあるシャクナゲの群落と、ストローブマツの森。ストローブマツは前回の外国樹種見本林でも見ましたが、北米が原産のパイン材として注目されこの地にたくさん植えられたそうです。松ぼっくりがとても大きいのですよね~!
そのお隣には風景式庭園が。ここは落葉樹を中心に、浅い池泉が廻っています。樹陰がとても気持ちの良いところでした。右奥にはリスの教会が・・・ちなみにリスは庭園内で私も見かけました、無心で何かを食べていて可愛かったなぁ~
こちらはドワーフガーデン。特に成長の遅いコニファーを集めているんだそうで、家庭向きのものですね。でも、樹木名が書いていないので分からないものが・・・。
頭上には大きなニセアカシアが。青空に映えてとても綺麗な黄緑色の葉っぱを茂らせておりました。
最後になるのはモンスターガーデン!
一般公開50周年を記念してつくられたガーデンで、枝垂れ系のコニファーを集めてつくったそうです。目と口があるのはこの子たちだけでした。枝垂れ系のコニファーっていえば、愛知万博のモリゾーなんかもそれをモチーフにしていましたよ。あれは可愛かったなぁ。
さて、これにて北海道ガーデン街道は終わり!一番楽しみにしていただけあって、真鍋庭園のブログは写真多めになってしまいましたが、見てるだけで香りが漂ってくるようでしたでしょ?
ぜひ、十勝(帯広)に行ったら真鍋庭園に行ってみてくださいね
うわ~~~~~~~~~~~~~。
もうもうもう行きた~~~い。
コニファーの色だけでも色々あって美しいですね。
北海道ならではの大庭園。
見つめて見つめてうっとりしましたよ。
お母さんとお父さんのくだりは笑ってしまいました。
そうか~~、お買い物のおこづかいも持って行かなくちゃね。
絶対欲しくなるはず。
でもこちらはコニファー意外に枯れやすいんですよ。
水不足になったり・・・・・。
うちのも小さいうちは枯れかけによくなりました。
でもコニファー好きなんです。
一番好きなのはブルーアイス。
これは庭には欠かせないです。
それがいっぱい植わっているのを見てため息です。
いつか北海道へ行くぞ。
ほんとに思わず深呼吸したくなるようなコニファー庭園ですよねぇ(*‘∀‘)
あの針葉樹の香りを思い出したくて、いま樟脳オイルの香りを嗅ぎました・・・って全然違うか(笑)
確かに、土地柄ならではの大庭園ですよね。植生が違うのは当たり前ですが、その分憧れもさらに強くなりますよね!
ブルーアイスはあのキラキラとした色が溜まりませんよね!
両親は・・・ここまでずっと購買欲を我慢させられていたのが、私が「福島に郵送してもらえばいいじゃん」と言ったことで大爆発させたようでした(笑)ですが、最後に行った真鍋庭園が一番種類が豊富でしかも山野草の価格なども安かったようなので、ここまで我慢してた甲斐があったそうな(*ノωノ)