こんにちは、浅野です。

いよいよ今日で北海道花旅は最後！来月末には両親との秋のガーデン旅行も開催されるというのに、相変わらずダラダラとブログを書いていてすみませんでした。しかも喘息で体調崩してから今までコンスタントにブログを書いていた筆がちょっと落ちてしまって、今後また旧庭ブロみたいに半年ブログ休んだりしないかちょっと自分を心配しています(笑)

 

さて、メロンさんのお庭に寄らせていただいた翌日、今度は別のお方のところに寄らせていただきました。このお方は現在オープンガーデンされてないということなので、さらりとお写真中心で載せたいと思います

やはり伺う時間にはお外に出てお庭のお手入れをされながら待っててくださっていて、これがオープンガーデンの流儀なのかと勉強しました。プロフェッショナルに出ていただきたい！

駐車場はビルトインガレージでしたので、今は不要になったという北側のインターロッキング敷きの予備駐車場はコンテナガーデンへ。こちらの鉢植えも冬の間は全て倒して雪の準備をするんだそうです。根雪の中にあったほうが、地上に出しているよりすごく暖かいんだそうですよ

駐車場にたくさん置かれたコンテナガーデンの間から見る、建物北側のガーデン入り口。

そこを反対側から見ると、7月上旬だというのにジューンベリーがやっと真っ赤に色づいたところでした。

レンガ等の構造物もすべて手作りのお庭には、やはり水鉢の中にバラが浮かんでおりました。こういうのが自然にできるのってすっごい憧れます。綺麗だなぁ。

お庭北側の角にはこれまたご自分で積まれた壁泉が・・・壁泉って自分でできるものなんだと衝撃。お庭好きな人から見たら私たちのお仕事なんてほんと必要ないのですよねぇ

隣地側には大きな樹木が生い茂り、建物側ではクレマチスやバラなどが咲き誇るお庭で、また素敵なガーデンパーティをしていただきました　レンガ敷きのテラスと、円形にレンガで高さを出して切り抜かれた芝庭の真ん中にあるバードバスがとてもよいバランスでした。

隣地側の花壇はすべてこちらも手積みのレンガ（モルタル等は使っていないとか）で高さを出してありました。フォーカルポイントの電話ボックスは最近追加されたとか、、、お友達につくってもらったそうで、すごい！

それらを反対側から・・・エゴノキに埋もれるホワイトの電話ボックスが北海道っぽい！と思いました。

建物側に這わせられているクレマチスとバラ。これらもやはり（北海道でいう）秋口にはすべてツルをほどして束ねて地面に寝させるんだそう（エゴノキなどの樹木は全部束ねる）。毎年毎年行われる重労働にもうお庭仕事は今年でやめようと何度思ったことかとその大変さを語ってくださいましたが、やはり春になって雪が溶けると自然にしたくなるんだそうです。お庭ってすごいなぁ。

玄関前は、建物付帯のポーチのほかにレンガの小径が。

その先の少しのスペースにベンチと、ご自分で書かれているというカリグラフィーのアートボード。

それを引いて道路側から。

建物横を通ってメインガーデンのほうへも行けて、こちらも一周できるガーデンでした。雪のためかもしれませんが、北海道は建物と隣地境界までにわりと距離があるのが普通なのかなぁと思いました。どうなんだろ？

こちらでも、私はほぼ黙って母たちが楽し気にお庭について話しているのを聞いていたばかりで。混ざれるまでとは言いませんが、せめてよく出てくる花々の名前ぐらいは覚えないとなぁと切に感じていました

しかし、さすが全国的に有名なガーデナーさんたちのお庭を二日連続でお邪魔させていただいて、大変勉強になりました。お庭を花でいっぱいにしたいけどどうしていいか分からないというお施主様は結構多くいらっしゃって、その最初のお手伝いで花壇を作ることも私たちの仕事では多いです。やはりお庭に高低差をつけることは大事ですし、花壇や小径のアールの美しさはまだまだ勉強が必要ですね。頑張ろー！

 

北海道ガーデン街道に行きたいという話が出てすでに４年ほどたっていますが、このタイミングで北海道に両親と旅行できて大変よかったと思います。内容もお庭寄りだけではなく、ダムや廃線跡、温泉や食などとても中身の濃い旅行となりました。・・・ちなみに、毎食事についてはブログにはほとんど載せていませんが、父がかなりの下調べをして予約していたところで食べて飲んでの食道楽旅行でもあったのでした　また来月末の長野～山梨のガーデン旅行も楽しみに、今回の北海道花旅ブログは終わらせていただきます。

長々と、ご清聴ありがとうございました(笑)