こんにちは、浅野です。
今日は岩手に日帰りで行ってきまーす!楽しみだー
湖東三山お庭巡り、二か所目は金剛輪寺です。
国道から少し山に入っただけなのに、お寺の前の道路を堂々と横断する猿の親子にじーっと見られながら辿り着きました。
受付まで少しの登り坂の参道を行きます。右奥にあるのが拝観受付。
ここで、本堂までは約800mの登り坂&階段であること(受付まですでに歩いたのだけど)、本堂手前まで車で行くことができますよと言われました。ですが、見たい名勝庭園は参道の途中にあるので歩いていくことに。
途中、赤門の前を通り白門へ。
白門をくぐっていくと名勝庭園があるのですが、先に坂を登って本堂へお参りすることに。
でも足元にあった愛荘町のマンホールは欠かさず撮影!町の鳥であるキジと、町の花であるツツジ、町の木のウバメガシをモチーフにしているそうです。
そして、ここからがメインの坂道!
その両脇には小さなお地蔵様がずらっとありました。
ところどころ、参道の脇にある広場みたいなところには参道に収まりきらなかったのかお地蔵様がさらにたくさん。
その数はゆうに2000体を越え、一つ一つに名前が彫られて風車を持っています。お寺さんによって綺麗に守られていることが分かります。それにしても、すごい迫力です。
最後の階段を汗だくになって登り、やっと本堂に着きました。
国宝である本堂の中には、「生身の観音様」と言われる行基が彫った観世音菩薩様が秘仏として祀られていました。行基が拝みながら仏像を彫っていたところ、一筋の血の涙を流されたというところから伝わっているそうです。
そういったところからか、本堂横にある三重塔(重要文化財)あたりや、参道、庭園など境内にたくさん植えられているモミジは「血染めの紅葉」と呼ばれているんだとか。さぞかし美しいのでしょうねぇ
そうして、また坂を下り白門まで戻ってきました。ここから名勝庭園を見ることに。
白門をくぐるとあるのは金剛輪寺の本坊である明寿院。改修工事をしていて、全体的に足場がかかっていたのが残念。
庭園へは門があり、そこから入るようになっていました。
この名勝庭園は作者不明だそうですが、桃山時代・江戸時代初期中期の3段階のお庭が門から奥のほうへ広がっている珍しい形の池泉回遊式庭園になっていました。
入るとすぐにあるのは茶室・水雲閣。
江戸時代末期に造られたそうです。
池泉には、龍潭寺で見たような半円形の石が真ん中に。船を模しているのでしょうか?
お庭の奥のほうは築山があって上に行けるようでしたが、そろそろタイムアップが近づいてきたので美しい苔の写真だけ。そこを登っていくとどうやら本堂のほうの坂道へ合流できるようでした。
本坊のほうへ戻ろうとしたら、建物中が奥まで見通せることに気づきました。
中には入れないけど、赤いじゅうたんが障子に反射していて血染めの紅葉の緑を相まってとても綺麗でした。これを見るとまだまだ9月初めは暑かったなぁと思いだします。
今日から10月ですものね。あと今年も3か月、晴れた日にはお出かけをしてどんどん知らないものを見て行きたいな!
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