こんにちは~、浅野です。
金沢に戻ってから一度は落ち着いていた花粉症も、昨日あたりからまた症状が出てきました。週末は名古屋に行くのですが(オープン戦です)、気温上昇もあってひどそうですね・・・ε-(>.<;;
さて、前回ブログに書いた土曜日のトランペット練習のあと、そのまま下道を通って輪島まで行ってきました。GWに父の退職祝い記念の家族旅行を能登で開催するのですが、その下見も兼ねてホテルなどを周りつつ、タイムキーパーをしてきました。笑
・・・だったのですが、近くに行きたい場所や食べたいものがあると寄り道してしまう性分の私たち夫婦は、高松を出発してすぐに羽咋の気多大社に寄ってしまいました・・・
horygardenのYさんが旧庭ブロで何度か気多大社についてブログを書いていたので名前は知っていたのですが、なかなか寄る機会がなくて(羽咋はだいたいのと里山街道で通過しちゃうのです)、下道を通ってたついでに行ってみました
思ってた通りの大きな神社。ちょうどお宮参りをしているご家族が一組いらっしゃいました。
恋愛成就の神社ということだからでしょうか、駐車場には福島や四国ナンバーなど遠くから来ている車が多かったです。
まだ桜どころか、梅の花も開花までには時間がかかる様子・・・今週末には一気に咲くのでしょうか。
寒くて足早にお参りして終えてしまいましたが、境内は広いようでしたので、また機を改めて参拝に行きたいと思います。おみくじも今度引こうっと!
そのあと、今度こそ輪島までタイムキーパーと思って車を走らせていたのですが、能登半島を一周している国道249号から外れて県道36号へ入り、お隣の志賀町へ。そこですぐに目に入った看板。
ストリートビューの写真です、右端にある怪しい「平家」っていう看板分かりますか?笑
平家の上には「能登の指定名勝」とかそんな感じのことが書いてあったのですが、うちにある全国の名勝庭園が載っている本には能登にはそんな庭園がなかったので、内心(福島の浄楽園みたいに個人で作った庭なんじゃないか?)とか失礼なことを夫婦で言い合い、でも気になるので行ってみることに。
着いてみると、立派な門構えに・・・この家紋の入った巴瓦・・・これは結構歴史ありそう。というか、本当に平家なのか!?と半信半疑で、でもやっぱり気になるから入ってみました。笑
ちゃんとお手入れされてる・・・綺麗な苔。
ひとけはないけど、やっぱりちゃんとした庭園かも・・・と今さらながら。
どう見ても一般のお宅のようなんですが、玄関の呼び鈴を押してみるとおばあちゃんが出てきてくれました。拝観料は500円だそうです。
おばあちゃんがずっと説明してくれたり、ところどころ音声説明が入ったりするのですが、話を聞くに・・・。
富山県と石川県の県境に倶利伽羅というところがあるのですが、ここは去る昔源平合戦が繰り広げられた場所でもありました。
(倶利伽羅源平の里という道の駅があって、ここが私の道の駅スタンプラリーの出発点!)
そこに参戦していた平維盛が大敗して、この重臣だった平式部太夫がこの志賀町にひっそりと落ち延びて居を構えたそうです。これが今からおよそ800年前。
なのでれっきとした平家庭園!
そこから300年後、ずっと静かに暮らしていたところ、能登の国守に由緒と武名をかわれて、当地に城を預けられたんだそうです。ですが、その後上杉謙信の能登攻めで城や城下町は焼失。
一時は津軽に逃れていて、また江戸の初めに志賀町に戻ってきたとのこと。
このお屋敷はそこから300年ほど現存のままで残っていて、とても古いお家です。
お庭はなんと、京都の修学院離宮を作庭した方でって言ってたのですが、小川冶兵衛ではなく広瀬万次郎が大正中期に大改造したそうです。
正面右側に見えるのが枯滝です。
この縁側ごと囲われたお家、お寺なんかもそうですが雪深いところには多いですねぇ。
外に出ることはできないため分かりにくいですが、心字池だそうです。
庭園様式は書院造でしょうか。
家の中も趣向を凝らした作りです。
お庭は建物のまわりをぐるっと一周していて、茶室からの眺めは一番の景色だそうで。
私はこの説明を聞いているとき、手前にある立派なニシキギの翼に集中していました。笑
思わぬ収穫に、きちんと手入れのされた庭園だったので500円も妥当だね。とお金の話をしながら、また輪島へ向かいました。
途中、志賀原発の横を通り過ぎて、また国道249号へ。その後、以前行った門前町の「総持寺祖院」2015/12/5ブログの前を通り過ぎ輪島へ。
輪島の朝市駐車場に車ととめたときには、すでに暴風雨。
強風に煽られ傘が二本とも壊れたため(テレビ中継みたいに面白いようにすぐ壊れました)、仕方なくそのまま散策し、お昼(と言っても既に15時過ぎ)は能登丼です
この日の能登丼は(前回の能登丼「奥能登を一周」2015/11/10ブログ)、お肉の方ではなくて海鮮です。
主人はとり野菜定食という、とり野菜味噌鍋みたいな感じのもの。
こんなところで、下見のつもりがいつのまにかにまた観光になってしまいましたが、楽しい能登観光でした。能登はまだまだ行きたいところがたくさんあるし、食べたいものもあるのでまた近いうちに行ってきます!
それでは、今日はこのへんで~!
縁側ごと囲われた造り、、
こういうのいいですね~!
冷暖房完備だと、
冬も夏も家の中にいながら
外のお庭の景色がゆったり満喫できるし、
楽しく生活できそう~、、。
Bちゃんもよりおいしいだろうし、、笑
お父様の退職祝にご家族で記念旅行って、、
なんとも思いやりのある企画!
幸せ仲良しファミリーで、羨ましいです~。
すばらしい~!
能登の海鮮丼、、おいしそう~~!!!
能登半島、、行ってみたいです!!!
縁側ごと囲われていたら、縁側でBBQしてBちゃん飲めますもんね。笑
雪見障子よりも雪を楽しめそう~!
父企画による父のための旅行です!笑
そのうち一泊は加賀屋なのですが、加賀屋といえば以前社員旅行で行ってるのでまた泊まれるのが楽しみです(*´╰╯`๓)♬
能登丼は海鮮丼も牛丼も豚丼も鳥丼も全部美味しいのです。次はローストビーフ丼を食べたいな~!
なんか、京都とは違って落ち着く感じの庭だねぇ~~♪
海鮮丼もいいけど、鶏の野菜味噌ってのが気になるーーー!!(笑)
海鮮丼は北海道も美味しいですものね(人 •͈ᴗ•͈)♡
石川県の名物は「とり野菜みそ鍋」なんですけど、とり野菜のトリは鳥じゃないっていう紛らわしい鍋ですよ!笑
前に県民ショーなどでも取り上げられていました。
落ち着くお庭ですよね、いいお庭があるのに観光ブックとかにも取り上げられてないですし残念です。