前回のブログでご紹介した福島県新地町の丘の上にあるモニュメントを
今日見て来ました。
白い塔は
寄り添って立ち
祈っているようでした。
防潮堤の高さは10メートル
そしてその向こうにとてつもなく広い海。
太平洋がどこまでもつながっています。
モニュメントの傍らには震災前とその後のこの新地町の上空から見て比較した写真と共に
モニュメントに込められたこんな想いが刻まれていました。
新地町 東日本大震災
震災モニュメント
二つの大きな石は、人と人とが
互いに寄り添い、助け合い、支え
合う姿を、 中心の鐘は希望を表現
しています。
お互いの胸の位置で「希望」を
育みながら、大震災からの復興を
願っています。
ここ新地町でも沢山の悲しみを背負って
それでも希望を信じて歩く沢山の方々がいるのでしょう
誰かの境遇に共感することは直ぐに出来てしまいます
でも共感し続けることは並大抵の事では有りません
普通にありのままに受け止め
今日生きる私たちは 明日に抱える各々の不安と希望を共有し
その不安と希望と共感し生き続けて行きましょう
希望の月が モニュメントの真上に出ていました。
あなたは月を見ましたか
向こうのあなたはどうですか
そちらのあなたは見ましたか
都会のあなたはどうですか
田舎のあなたは見ましたか
島から月は見えますか
車中のあなたは見ましたか
電車の窓はどうですか
きみは月を見ましたか
希望の月を見ましたか