あと4日で今年もHの命日。。
小高い丘の小さな墓碑に参る日だ。
もう36回、通い続ける。
親友Mはいつもタバコを置いて行く。
きっと今年もそうだ。
老けぬお前の顔に向かって手を合わせ
老けたMと老けたおいらの顔を
黒光りする墓碑にただ映す。
それは容赦がない。
遅れておいらは「また今年もMに先を越された」と苦笑いしながら
線香の煙に目を瞬(しばた)かせてお前に向き合う。
ただただそんな日がまもなく来る。
それも嬉しいものだ。
恙(つつ)がない。
日光東照宮で葵の御紋のあおいを教えて頂いた。
400年が最近のことと気づく。
血を引く方が来月の参院選にも立つようだ。
それもいいじゃない!!!
くっきりと生きてる証が刻まれる。
生が影として浮き出されて生きてる事を実感し
自分の影の刻みを目視して実感に感謝する。
愛と
優しさと
恋しさが
生きる勇気となる
手を合わせる。
ただただ
静かに