日本人です。

空を仰いで花を愛で
花なら蕾と頬を寄せ
地べたに一輪土に身を落とせど
どれも愛しい
桜のように
冷たい風にも
気まぐれ風にも
身を任せる
友と眺めし四月の一日
桜の咲く日
限りがあるとは気付かずにいた頃
今年も出会えたほのかな香りとかそけき花びら
また
ハラハラと舞う日迄