家を建てる前から、『庭にはブルーベリーの木を植える!!』と決めていた私。
昨年、2本のブルーベリーの木を植えました。
これは最初に植えた“パトリオットくん”。
昨年は初年度ながら、頑張って実をたくさんつけてくれました
今年も芽が確認できますね
1本では可哀そうな気がして急遽購入した“エリザベスちゃん”。
昨年は実をつけたものの、毛虫にすべて食べつくされてしまいました。
今年は頑張るんだぞ!
そして、このブルーベリーの木を見ていたら、昔の記憶が蘇ってきました。
今日は、そのお話をしたいと思います。
20年ほど前、賃貸に住んでいた私は1本のブルーベリーの鉢植えを購入しました。
購入したものの、子供たちもまだ小さかったし、男の子2人は暴れまわるし
一時避難のつもりで実家においてもらったのですが、
一時避難は、ほぼ永久避難状態になっていました。
母も大事にお世話していたし、もう母の物だなと。
そんなブルーベリーの木は、
ある年に、たくさんの実をつけてくれました。
母と2人で見ながら、
「秋には実家の庭に植えようか?」
「その方がもっと実がなるよね?」
「もう何日かたったら実をとろう!」
なんて話をして家の中に入ったのです。
家の中で母とお茶をしていたら、外で遊んでいた姪っ子2人の声がきこえてきました。
「おいしいね~」
「おいちー」
「まだまだあるから、取って全部たべちゃおー」
「じぇんぶ、たべちゃおー」
とっても楽しそうな声でした
しゃがみこんで、ブルーベリーを食べる2人に静かに近づいて、
「なーにしてるのかな?」
と声をかけると、ビックリして立ち上がった2人は、
そのまま、手に持っていた実を庭に投げて証拠隠滅。
「食べてないもん!!」
と必死に訴える2人の口の周りや手が、赤紫色だった事は言うまでもありません。
あの時の2人の顔が今でも忘れられません
あれから何年たったのでしょう。
美味しそうに食べていた2人も大きくなりました。
お姉ちゃんはこの春、第一希望の大学に受かり大学生となります。
きっと、ブリーベリーを食べた記憶はもうないだろうなと思いつつ、
数日後、違う土地に旅立つ彼女に、この話をしてこようかな?
なんて、我が家のブルーベリーを見て思っています。
さて、2人の食べたブルーベリーの木のその後ですが、
秋に実家の庭に植えようと思っていたら、忽然と消えていました
母と探したけども、家の庭のどこにもない・・・
犯人は父でした。
実家から数分車で走った所に、父の秘密基地があるのですが、
ちゃっかり、そこに定植されちゃってました
今は主が居なくなったそこで、ブルーベリーは毎年実をつけています。
我が家の動物たちはインスタから!