こんにちは、浅野です。
3連休は全部家で大人しくしてたわけでもなく、昨日は所用で長野市へ日帰りで行ってきました。目的地までは自宅から240kmほどだったので、全部下道で行くつもりでしたが起きるのが遅くなって出発が8時ごろになってしまったので、糸魚川まで高速で。そこからは国道を通ることに。
長野まで行くとなると、金沢からのルートとしては
①北陸道~上信越道でオール高速で長野まで
(もちろん、国道8号&18号のオール下道でも可)
②国道8号線で糸魚川まで、そこから国道148号線で南下して白馬から東へ進み長野まで
の二通りあるのですが、今回はその合わせ技です。ちなみに、どっちのルートもすべて下道で行ったこともありますし高速もありますということで、白馬駅まで南下したあと、オーソドックスな県道33号&31号&国道19号で向かうルートではなく、国道406号線を進みました。もちろん途中にダムがあるから!!
台風が過ぎ去ったすぐあとでしたが、およそ1.5車線しかないヘアピンカーブばかりの国道には落ち葉がたくさん落ちていて、下り路では少し気を遣いました。しかも結構車通りも多くて。主人も寝てるし(私の荒い運転に珍しく酔ってたらしい)。白馬からしばらく行くと、一瞬小川村に入り、すぐに長野市鬼無里へ。
鬼無里(きなさ)という地名に若干びびりつつも、目的地の奥裾花ダムへ着きました。
信濃川水系裾花川はダムが3か所あり、新潟県との県境から長野市へ流れ犀川へ合流しています。金沢市内を流れる男川の犀川と同じ名前ですが、まったく別物です。石川県の犀川は二級河川ですしね。
ここあたりも雨がたくさん降ったのだと思いますが、濁流となって放流中でした。
ここに至るまでは、国道406号線から少し集落のなかへ入ってから分岐してきたのですが、途中「関係者以外立ち入り禁止-長野県-」やら土砂崩れで道路が川になっている道を通りながら来たので、ダムカード配っているか不安でした。
いつものように管理所のインターフォンを鳴らそうとすると、入り口右の窓ガラスの向こうから「ダムカードかい?」との声が。そしてそのまま窓から気のいいおじちゃんからダムカードをいただけました
奥裾花ダムのダムカートはここよりも上流にある奥裾花自然園でも配っているようですが(81万本の水芭蕉が有名らしい!)、9月末まで閉園中だそうです。というか道路が通行止めでした。
ダムカードをもらえたことに安堵しながら、また山道を進むと鬼無里の街中へと着きました。
道の駅ならぬ旅の駅というものが。。自宅を出発してから4時間ほどトイレにも行ってなかったので、トイレに行ってご当地アイスでも食べよっかなと思いながら車を降りると、目に入ったこの看板!
これは食わねばなるまい!と思い、お腹あまり空いてなかったけど12時前に食べることにしました。鬼無里はそば処としてもとても有名だそうで、主人も長野に来たからにはお蕎麦食べたいということでしたので。
しかも、奥裾花ダムか裾花ダムのダムカードの提示で50円引き!
見てください、このダムカレー!!堤高50mm、堤頂160mm、総貯水量200gのダムカレー(笑)
なんだその単位はと思ったそこのあなた、実はダムカレーを頼むとダムカレーカードなるものがついてくるのですよ
私が頼んだのは最初に行った奥裾花ダムを模したダムカレーなので重力式、裾花ダムを頼むときちんとアーチ式になっているようですね。かなりのご飯の量に加え、十割そばのおろしもついていてかなりお得でした。
ここに載っているのです。公式ダムカードと同じ材質、同じ項目で(笑)
看板にもダムカレーカード配ってますと書いてあったのですが気付かずに注文してしまっていました。主人もそれに気づいていたらダムカレー頼んだのにと後悔してました。長野県では今月末まで県営ダムのスタンプラリーをやっているそうで、もしかしたらそれに合わせてのダムカレー制作だったのかもしれないですね。テレビでも特集されるなどだんだんと注目を浴びているダムカレー、続けていってほしいなぁ!観光の目玉にもなりますしね。
そうそう!全景はサムネイルに載せましたが、見てくださいこのスプーンとフォーク!これスコップとレーキっぽい!可愛いですね、東京の河童橋とかに行けばこのスプーン買えるのかなぁ?このスコップで堤体をうまくくり抜いて放流しようと頑張ったのですが、初心者にはちと厳しかったです
満足したところで、再び長野中心地へ向かいます。
市街を見下ろせるところの直前に寄ったのが、裾花ダム。
奥裾花ダムよりも10年前にできました。長野県営ダムのなかでは唯一のアーチ式とのことで、ブルーのキャットウォークが素敵ですね。ちょっと色褪せ気味ですが・・・。
管理事務所ではこちらも愛想のよいおじちゃんからダムカードをもらいました。最近アンケートをお願いされることが少なくなったのですが、どこから来たのかは統計をとっているようで石川からというと、「へぇ、珍しいね~!」と言われました。わりと近い部類ではあると思うんだけどなぁ(笑)
で、こちらが裾花ダムのダムカード。奥裾花ダムでは放流していましたが、こちらではしていませんでしたね。濁流となって鬼無里の街中を流れていた裾花川も、ここのダム湖ではおそらく普段通りの深い緑色になっていました。
そして、なぜかついでにもらえた湯の瀬ダムのダムカード。長野市内のわりと行きやすいところにあったので、このあと行こうかと思っていたのですがまさかいただけるとは・・・ありがとう、おっちゃん! でも、行かないのにダムカードもらっちゃったところはここが初めてなので、長野に来た際には必ず行こうと思います。
長野で用事が済み、出たのは17時過ぎごろ。今度は白馬まで快適な国道と県道を通り、一時間ほどで白馬駅まで着きました。帰りは事前に友人に勧められていた「八方尾根温泉 みみずくの湯」にてひとっぷろ。
嬉野みたいなトロトロのお湯で、お肌がすべすべになりました。PHも11オーバーととても優しい。内湯と露天があり、明るければ眼前には八方尾根が。冬になったらとても美しい景色が拝めるのでしょうね。夕日が落ちたあとではありましたが、私も影だけ見える山々を堪能してきました。
それはそうと、この白馬の八方尾根の裏っかわはすぐに黒部トロッコの欅平駅(2016/11/1ブログ)なんですよねぇ。北アルプスがあるので、金沢から白馬へは松本経由か糸魚川経由というめんどくさい行き方しかできないのですが、それもこの白馬の美しい山々のためならしょうがないかぁと思いながらの長野日帰りダム旅行でした
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