綾部の名勝・照福寺庭園

 

こんにちは~!浅野です。

先週、主人実家と実家から送られてきた新玉ねぎを酢玉ねぎにして毎朝いただいて、近江市場で購入した高知産の新生姜を甘酢漬けにしました。これで飲むお酒は格別ですねhappy01

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さて、GW旅行最後のブログは京都のお庭です。天橋立を股のぞきで見学したあとに行った主人のオタク活動スポットが思いのほか早く終わったので、甲子園に行く途中にあった京都府綾部市の照福寺庭園へ行って来ました。当初の予定にはなかったのですが、車に積んでる例の本のおかげで行くことができました。

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いただいたパンフレットによると、照福寺は1445年に山城城主和久氏の菩提寺として創建。その後、和久氏の断然で転居などを経て現在の地へ。綾部の街中から少し離れ、急な坂道を登ったところにあるひっそりとした庭園。佇まいは萬徳寺のよう。

この寺にはお庭が三ヶ所あり、きちんとお寺さんのほうで説明してくださいました。

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まず一か所目は入ってすぐの本堂(写真右手の建物)前広場にある「真観庭」。

写真左手にある観音堂供養のお庭。作庭は中根金作先生。小松の名勝・那谷寺(2016/5/7)の琉美園の作庭者、また足立美術館などでも有名ですよねhappy01

石の配置は七・五・三、当初は白砂が砂紋を描いていたようですが、現在はお手入れはしていないようです。奥の木は強剪定しすぎちゃったのかなぁ、早く育ってくれるといいな。門を入って一番目立つところですものね。

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二ヶ所目は「生々苑」、本堂の西側に造られた枯山水のお庭です。

こちらも中根先生の作庭で、先ほどの真観庭とこちらの庭石は住職が岐阜方面から集めた石を中心に地元の丹波石を合わせて使ったそうです。正面の三尊石と、右手奥の枯滝からの流れが分かりやすいですね。

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三ヶ所目が名勝に指定されている「含勝庭」。本堂の方丈庭園であり、築山林泉式の枯山水庭園です。1843年の作庭だそうです。

作庭は当時の住職とのことですが、京都って市内以外はなかなか名勝庭園がない中、丹波丹後に作庭年代が明らかで当時の姿を保ったお庭というのは珍しいのだそうです。説明を聞きながらお庭の植物を見ていると、大木はもちろん時代を感じるのですが、刈り込まれた手前の小さなサツキこそよくよく見ると幹や枝がとても太いのです。こんな小さいのに!

庭石は地元の石をふんだんに使い、左側の盛土のようなところを亀島、右側の大木の下あたりを鶴島に見立てています。

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亀島を奥から見た写真。大きな土留になっている石が亀の頭だそうです。これら二つの島のあいだを渓流が流れています。

 

天橋立もですが、綾部もなかなか行けない場所ですのでこの機会に行けてよかったです。舞鶴もだけど、綾部も京都か福井か若干怪しかった…ごめんなさい( ノД`)…

きちんと手入れされていて、説明も詳しくしていただいて大変助かりました。京都は有名な庭園がおおいですが、天橋立に立ち寄った際はぜひこの隠れた名園もご覧になってくださいね(*´∀`)♪

 

 

2 thoughts on “綾部の名勝・照福寺庭園

  1. 今日の昼間、庭友の家でお昼をごちそうになりました。 新玉葱とレタス・小エビに酢を使ったサラダが美味しかった
    私よりも、一回り年上ですが、夫婦で仲良くさせていただいています。 H鋼にリコストーンを使用した現場が完成したので、夜の写真を撮りたくて、四川料理を食べてから現場に向かいましたが、新玉葱を使った炒め物が美味しかったです。
    朝のさんは、ヤクルトとお寺がね本当に好きなんですね。 熱くなれるものがあると元気が出るかな。

    1. 新玉ねぎ、ほんとに美味しいですね。
      私も毎日生の紫玉ねぎをサラダでいただいて、酢玉ねぎは食前にいただいてと堪能しています。
      球場で楽しむ空気感と、お寺で味わう静寂はまったく別のものですが、どちらも私たち夫婦には楽しめる時間です。
      ぜひ、7/12の長野の試合も見にいらしてください(●´∀`●)♡

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