ついに念願の黒部ダム!

 

こんにちは、浅野です。

今日はテンション高くいっちゃいますので先に断っておきますcoldsweats01

13日から出発した私の一人旅、富山でずーあんさんとスタバ行って、その日は上越の友人宅に泊まって、14日は主人と合流して長野と小布施でちょい観光、15日は松本観光、そして16日は立山黒部アルペンルートを横断して黒部ダムに行ってきましたー!!

ダムファンになる前からずっと行きたかった黒部ダム、主人にいつ異動が出てもいいように来年を待たずして今年のうちに行くことにしました。ちょうど主人は長野に出張で、それならということで私も長野へ移動して、富山側に抜ける最高の移動方法!(笑)普通は逆ルートが多いのでしょうけども。

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15日(土)の夕方、東京から来た応援団の24歳の子と一緒に松本駅で待ち合わせ。東京時代からうちに何度も泊まりに来て飲み明かしている仲の良い子です。特急あずさで来たなんて羨ましい。

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これには乗っていませんが、松本と言えばアルピコ交通!この斜めに入ったカラーの線を見ると長野に来たなぁと思います(長野以外でもよく見ますけども。笑)。バスもなんでもアルピコ交通。

私たちが松本から乗ったのは、松本~糸魚川を結ぶ大糸線(2016/7/15)です。これで、黒部ダムの麓である信濃大町駅まで移動です。一時間弱乗りました。信濃大町の先の南小谷という、7月に白馬に行ったときに通った駅までは電化されているJR東の管轄。なので当然suica使えるのよね。。。

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信濃大町駅。ここからアルピコ交通のバス(路線バスなのに高速バスみたいなバスだった!)に20分ほど乗って、大町温泉郷へ。この日は三人でここで宿泊です。

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1人一万ほどの金額でしたがお料理も美味しいし、お部屋もランクアップしてもらえて最高!

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大町と松本の日本酒の飲み比べ。このあと部屋に戻って三人で小さい日本酒3本とゆず酒1本を空けて就寝。大町温泉郷は無色透明無味無臭の単純泉、露天風呂から見上げる星空が綺麗でしたmoon3

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翌朝7時に起きて窓の外を見ると黒部ビューホテルの名前に恥じない山ビューのお部屋に三人で歓喜!このお天気で立山黒部アルペンルートを横断できるなんて、なんだかこの上ない幸せな一日になりそうです。

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大町温泉郷からまたバスに20分ほど乗って、扇沢駅へ。

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ちょっと画像を頂戴した立山黒部アルペンルートの断面図です。

現在は1433m地点の扇沢駅。ここから関西電力所有のトロリーバスに乗り込みます。私たちが宿泊した大町温泉郷も載っていますね!この扇沢駅~立山駅までがアルペンルートになっています。

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扇沢駅を出たところ。トロリーバスとは架線があるバス。法律上は鉄道に位置付けられているそうです。以前は普通のバスなのを電力を使ったクリーンエネルギーにということで採用されたそうです。

立山黒部アルペンルートで一番の難工事と言われたところがこの黒部ダムに抜ける6kmほどのトンネル。途中にある破砕帯は青色く電飾されて未だに水がたくさん滴っていました。

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そして、ついに黒部ダム駅へ到着!

高鳴る鼓動を胸に、ひとまずビル13階相当の高さにある展望台まで、外に出ることなく暗いトンネルと階段を一気に登ります・・・どきどき。

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そして、いきなり見えた黒部ダム!!高い!人がゴミのよう!!(ラピュタ)

一番心配のお天気は絶好調、そして紅葉も見ごろ、観光放水は前日で終了してしまっていましたが、ちょびちょびと小さい放水はありました。でも放水とかどうでもいいぐらいのこの圧倒的な光景に三人で息を呑みました。ここに着いたのは9時半ごろかな、朝早い時間でまだあまり観光客も多くなくてそれもよかった。

高いところから見たせいか、第一印象は「意外と小さい」でした(笑)でも、ダム堤頂を歩いている人の大きさから見ればこのダムの大きさが分かりますよね。このアールの美しさ、コンクリートの容量の大きさ。今までいろんなダムを見て歩いて来ましたが、やはり国内で一番のダムは黒部ダムですね!私はダムの形式で言うならばロックフィルダムが一番好きですが、やはり圧倒的な存在感を示すコンクリート製のダムはそれだけで目を奪われる壮大さがありますね。

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展望台からまた13階相当分の階段をくだり、そこからさらに5階分を下りながらちょこちょこ立ち止まってはいろんな角度のダムを撮ります。もう一生来れないかもしれないもの、目に焼き付けておかないと。

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普段の観光客が行ける最下層。ここから見るダムはまた違う顔を見せます。堤高186mの迫力を感じますよね。このエリアは新展望台で、ちょっとした学習コーナーがあります。

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20分ちょっと上映を見ながら改めて黒部ダムを学習です。(これは主人です。)

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近くには工事に実際に使用したコンクリートバケットとクレーン、ワイヤーが。この大きな9㎥入るバケット(大型生コン車1.5台分)8台を使用して、150万㎥以上の打設を行ったそうです(大型生コン車27万台分)。途方もない数量すぎて、普段の工事で駐車場でも多くてどのぐらいだっけと考え込んでしまいました(笑)

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このレストハウスの上に見る構造物。ダムの両側にあるのですが、これにワイヤーを設置して先程のバケットを吊るして打設したのですね。高さを変えて何か所かにありました。これも立派な遺構ですね。

そしてレストハウスでは第二の目標であるダムカードもいただいてきました(笑)

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黒部ダムでは、このアルペンルート乗車券(またはトロリーバスの乗車券)がないとダムカードをもらえません。しかも案内がまったくない。まさに知っている人だけがもらえるカードですね(笑)ちなみに今年の5月からダムカードのデザインが変わって下からのアングルになりました。これはこれで素敵なんだけど、黒部ダムってパッと見分からないかも・・・coldsweats01

アルペンルートの正規運賃は扇沢~立山までで9000円弱なのですが、大町温泉郷でバスを待っている間にお優しい親子に割引券をいただいたので2割引で買うことができました。かなり助かったcoldsweats02

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形式はご存じの通り、アーチ式+重力式の複合ダムです。中央のアーチ部分と、両側の直線の重力式部分。奥にはまた別のワイヤーを設置した遺構が見えますね。たったの7年で完成とは一言で言えない物語が裏側にありますが、これだけのダムを7年でとは・・・。

中央奥には立山本体。これから向かうのはこの立山の裏側、日本海側です。

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恒例の、ダム中央部分から下を覗き込み。隙を見てお互いに背中をポンと押しました(笑)例外なく三人とも思わず叫ぶcrying アーチ部分は内側に反っているのでこれがまた怖さを助長させています。

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エメラルドグリーンの黒部ダム湖。ほんとにいいお天気すぎて涙が出てくるほどずっと感動しっぱなし。

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少しダム湖を奥まで進んで違う風景を。ほんと紅葉が見ごろで素敵。並行して私だけやっていたスタンプラリーも終わり景品をいただきました(笑) 前日まで放水していたせいか水量は少し少な目ですね、これから冬の間にどんどん貯水していくのですね。

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展望台から見えたつり橋(最初の縦長ダムの写真で左端に写っています)のところで折り返し。この先にはペンションがあるようで、ダムに取り残されて帰れなくなった人は強制的にそこに宿泊しなくてはいけないそうです(笑)終電早いのですよねぇ。

予定を一時間上回る二時間ほどの黒部ダム滞在でしたが、きちんと目に焼き付けて来ました。長すぎたので、このあとのアルペンルートはまた次回ということで!

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また来たい!いや、絶対来るから!!

 

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