こんにちは、浅野です。
日曜日に羽田空港経由で小松空港に飛んで、金沢に戻ってきました。ですが、早速明日からまた一週間の福島帰省。今週末は弊社の忘年会です。もうそんな季節かぁー
さて、小松空港から福岡空港まで直行便で飛んで、最初に行った場所は福岡県田川郡川崎町にある名勝・藤江氏魚楽園。大分県に近い県境の田川郡には雪舟のつくったお庭が二ヶ所あるのですが、これはそのうちの一つです。例のお庭の本によると、旧文化庁の名勝指定理由には雪舟作とは書かれていないようですが、いろいろな文献を統合すると雪舟作で間違いないようです。
紅葉は見ごろをとうに過ぎてしまっていたけど、これは相当綺麗だったんだろうなという入り口。平日の昼間ということで、大型バスも停めれる駐車場には乗用車が3台ほどしかいませんでした。
左奥に見えるのが書院。これは前庭になります。モデルをおいて写真撮影している人もいました。
敷地の一番奥にある書院。このお庭ができたのは江戸時代中期?ということにはなっていますが、建物はわりと新し目(途中建て替えしてあるという意味で、古いのは古そう)です。
お庭に入れる左の門は薬医門、右奥にあうのが御成門です。薬医門は医者の通用口として使用され、四六時中出入りが可能だったと言います。御成門はそのままですね これら二つの門は平成13年に建て替えられたそうです。
御成門から覗いたお庭。手前の大きい古木はモミジの木でした。
こちらは薬医門から覗いたお庭。
書院の中は自由に入れて、赤じゅうたんが敷いてあって思い思いにお庭を眺められる空間でした。見渡せば正面の法面に植えられているのはほとんどモミジ。夜間ライトアップのお写真が飾られていたのですけど、それはそれは真っ赤で素晴らしいものでした。見てみたいなー!
お庭は池泉式で、左半分では石を多く積み渓谷を表現し、右半分では大海に見立てているそうです。流れの水源は上流にある沈砂池から水路で引いていて、水路は何分割かされて前庭や入り口の水車のほうへまで伸びています。なので、左半分にあるのは枯滝になっています。
こんなに石がありますが、石は倒れてもそのままにするという家訓が今も伝えられているそうです。
ほんとあと二週間早かったら最高のところを見れたんだろうなぁ、天気も悪いせいか少し画質がしらっちゃけて見えてしまってるのが残念です。ですが、野球ついでではなかなかここのような場所にお庭を見に来ることはできなかったので、やっぱりただの旅行はいいですね(笑)
お庭自体もとても綺麗に手入れもされてあるし、道案内看板やのぼり旗など観光地化も十分されているようでした。パンフレットも充実していましたし!
最後におまけのお写真。園内にたくさんあったフクロウ?みたいな置物。目が光るようです(笑)
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