こんにちは、浅野です。
木曜日に福島に帰ってきて、明日明後日は早速会社の忘年会。
今年は穴原温泉の摺上亭大鳥で開催するとのことで、ちょっと楽しみです
それでは、年内に九州旅行ブログを終わらせるべく次の庭園に行ってみましょう~!
今回は4泊5日の旅行で4か所の名勝庭園を拝観してきましたが、そのうち二か所は丁寧に保存はされていますが無人なお庭。本日記事にするのはそのうちの一か所目で、前回と同じ雪舟作と言われているお庭です。
旧亀石坊庭園は魚楽園と同じ福岡県田川郡の添田町に所在し、大分県と福岡県にまたがる英彦山(ひこさん)の中腹・英彦山神宮の参道の途中にあります。大規模な駐車場は整備されておりましたが、普段は使用されていないようで路肩に駐車して拝観してきました。拝観と言っても誰がいるわけでもないので、「私有地をご厚意で・・・」との看板を見て静かに写真を撮ってきました。
魚楽園と同じ雪舟に室町時代に作庭されたと言われているが明確な文献はないそうです。山口市の常栄寺庭園や、島根県益田市の万福寺庭園と似たような技法が使われているからというのも理由の一つだそうです。
お庭の東にある大国神社より撮影したものです。
この写真が一番分かりやすいのですが、池に右側から大きく張り出しているのが亀石になり、その対岸の陸の上にある大きい石が鶴石になります。
池の反対側から撮影したものです。こちらから見ると亀石が亀のようにより見えると思います 亀石坊のお庭にぴったりですね。
枯滝石組みが奥にあるのですがそれはあくまで枯滝なので、池泉の水は建物の奥から水路で引かれています。
前景。枯滝石組は写真の中央奥で、三尊石の手法で組まれています。中央の中尊石は高さ2mもあります。
ここは前庭部分がすべてモミジだったので地面には茶色い落ち葉が敷き詰められていました。魚楽園よりもかなり標高が高いので(英彦山の高さは1200m!)、すべて散ってしまっていましたがきっと綺麗だったんでしょうねぇ
さて、今日はおまけの写真が・・・。
この巨大な植物、この田川あたりや熊本の山間部でもよく見たのですが、私はさっぱり名前が分からず・・・この季節に山間部でこのような花の色をしてるんだからきっと外来植物!!と思って母に聞いたところ、皇帝ダリアでした・・・。
母には「奈々もまだまだだね」と言われ、勉強不足が顕著な今日この頃です・・・
こんにちは♪
亀と鶴、確かにそう見えますね(^.^)
雪舟とは、あの涙で鼠の絵を描いた人ですよね。
水墨画家だけでなく、庭園も残してるのですね!
知りませんでした(^^;)
おぉ〜「皇帝ダリア」!
見事な花付きですね〜!
今年、我が家でも咲きましたよ♪
ピオニーさん、こんにちは(*’ω’*)
私も雪舟のお庭を見るのは初めてでしたが、研究室の同期が山口・萩の出身で雪舟庭園について卒論を書いたのをいま思い出したところです(笑)どちらも山間のお庭なので、雪が積もったらいっそう水墨画のようになるのでしょうね。
皇帝ダリア、私も母に言われて誰かのブログで見たような気がしていました。。。
でも、このような山間の村でほとんどの家の軒先に巨大な皇帝ダリアがある風景はびっくりでした。