熊本の名勝・水前寺成趣園

 

こんにちは、浅野です。

今回はちょうど一週間の福島滞在なので、明日にはもう金沢へ帰りますhappy01 あとは年末まで特に用事もないので、金沢でのんびり鰤起こしと対峙しながら過ごしたいと思います!(笑)

 

前日の藤江氏魚楽園・旧亀石坊庭園を観光したあとは福岡に戻って宿泊、翌日は熊本へ移動してまずは水前寺公園へと向かいました。熊本と言ったら、やっぱり熊本城と水前寺成趣園ですよね!

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お庭に入ると、すぐに見晴らしの良い広場から見渡せる公園。江戸前期に完成した池泉回遊式のお庭です。
熊本城を築城した加藤清正が改易されたあとに入った細川忠利が、湧水があったこの地を水前寺と称する一寺を建立し、以前よりあった御茶屋も含めた庭園づくりをその後三代に渡り行って完成させたそうです。

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池の水深はかなり浅く、鯉がたくさん。今年4月の震災では一時期この阿蘇の伏流水がとまってしまったとニュースになってはいましたが、こんこんと湧き上がっていて綺麗な池泉をつくっておりました。

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回遊式庭園なのでもちろん一周することができるのですが、入り口近くの石橋を渡ると左手にあるのが出水神社です。歴代の藩主と有名なガラシャ夫人を祀っています。

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池泉と芝生築山は、東海道五十三次を模して造られたと言われております。ですので、この写真の正面の綺麗な築山は富士山ですねhappy01

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その富士山の裏側。今まで行ったお庭の中で築山といえば、そこに登ってお庭全体を眺めることのできるところでした。こういう風に山自体を眺めるというのは縮景庭園ならではといったところでしょうか。

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築山の中を通っていくこともできます。池の反対側にはあまり観光客は来ないのか閑散としていました。

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こうやって築山に近いところから眺めてみると、ここはいったいどこなんだろうという感じに・・・ちょっと勾配が急なゴルフ場みたい(笑)

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お庭を一周廻ってきて、古今伝授の間でいただけるお抹茶をいただくことに。この建物は、八条の宮智仁親王に細川幽斎(細川家初代)が古今和歌集の奥義を伝授したときに使用されたという建物で、当時あった京都より移築したそうです。桂離宮との共通点も多いとか。。。

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運よく誰もいないときに入ることができましたhappy01 こちらからの眺めはもちろん抜群。ちなみに、この中でいただくお抹茶セットは建物の外でいただくお抹茶セットよりも100円ほど高かった!ですが、もちろんこちらを選択。

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お菓子は二種類から選択できて、どちらも熊本では有名なお菓子のようでした。このお饅頭みたいなものは、廻りがふわふわした淡雪みたいになっていてとても美味しい!十六夜というお菓子だそうです。

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建物の前から。とても優雅な時間を過ごせたお抹茶タイムでした。

写真でよく見る機会はあったものの熊本など行く機会が今までなかったので、まさか水前寺成趣園に行く機会が巡ってくるとは思いませんでした。なので、お庭がこういう築山形式になっているとは知らず・・・綺麗にカットされ手入れされた芝生が美しいお庭で大満足の熊本でした。

 

 

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