こんにちは、浅野です。

この前の日曜日、主人が富山勤務の日に合わせて私も富山へ遊びに行ってきました。富山は富山でも、今回は砺波市！

午後になってから一人金沢を出発し、まずは南砺市の井波へ。ここでは前から気になってたお寺を見てきたのですが、それはまたの機会に・・・。そのあと、この数日前にラジオで聞いてた頼成（らんじょう）の森へ花しょうぶを見に行ってきました

頼成の森自体は、富山市へ行くときの抜け道である国道359号線沿いにあるので前から存在は知っていました。この時期にここが混むことも知っていたのですけど（警備員とか多いから）、なんで混んでいるのかは分からず・・・。実態は花しょうぶ祭りを開催していたからなのですが、ここは県民の森なのでその時期によっていろんな催しものが開催されているのかもしれないですね。

つい先月、富山県では全国植樹祭が開催されて天皇陛下が行啓されていましたが、昭和44年の全国植樹祭はこの頼成の森で開催されていたようで（正しくは、それを機に県民公園として整備された）、その記念のお手植えのスギもかなり大きくなっておりました。

「江戸系　紅葉の宴」

花しょうぶ祭りはこの前日の10日から開催されていて、この日は二日目。なので、全体的にはまだまだ咲いていない菖蒲のほうが多かったかな？その中で何品種かアップしますね

「尾瀬」

ここの水生植物園は日本最大級の花しょうぶ苑とのことで、谷合に奥行き1kmほど17田までは確認しましたがもっと奥までありました。一番奥には足湯があるみたい！

この部分を上から眺めると、こんな感じ。

沈床式庭園（サンクンガーデン）様式をとっているそうで、そんなところがまた独特で富山らしいですね

およそ600種類70万株の花しょうぶが6haに植わっているそうで、ほかにもアジサイやスイセンなどが園路沿いに植えられていました。ここは入り口付近で咲いているのも多かったですが、奥のほうはまだまだでした。ちょっとずつ登っていくし日陰も多くなるので、そういうのが関係しているのかな？

中には、菖蒲の葉がこんな金色に輝くものもありました。日陰は結構寒くて、菖蒲湯に入りたいなーとぼーっと見ながら考えていました　菖蒲ってわざわざ見に行ったことなかったですが、外弁の数によっていろんな形があるし、色も同じ品種でも千差万別でとても綺麗でした。他の名所もいろいろ見に行ってみたいな！

 

 

その後、閑散期のチューリップ公園で時間を潰して主人と合流。目的は散居村展望台です。

地理大好きな私にとって、砺波市と言えば散居村！もちろんチューリップも地理的に重要ですけど(笑)

この広大な砺波平野を見渡せる散居村展望台にはいつか行ってみたいと思いつつ、やっと来ることができました。結構山の上にありました、イメージと違った・・・。

数々のダムを抱える庄川は結構な暴れ川で、その反乱から家を守るために高いところ、離れたところと土地を移り住んだことにより、田畑を家の周りに集約させたことによって散居村ができあがったと言われています。各々の家にはカイニョと呼ばれる屋敷林に守られています。仙台平野で言うところのイグネと同じですね

この時点で18時半はとっくに過ぎていて、夕日が眩しい・・・私としては水田に反射する夕日・・・が見られると思っていたのですが、すでに水田の稲は結構伸びているのでそういった光景ではなかったのが残念(笑)　ちょっとだけ反射している水面が見えますが、そういった景観は水を張ってすぐのときのほうがよいみたいですね。それにしても、逆光であまり分かりませんね

19時を過ぎるとますます美しい散居村が見えました。写真より肉眼だと結構見えるものです。

展望台自体はいくつかあって、三脚を携えて望遠一眼レフで写真を撮っている人が何人もいました。絶好のお天気日和だったもんなぁ。昼間は20度ぐらいで立山連峰も綺麗に見えてましたもの。

ちなみに、この展望台からは能登半島の宝達山や、金沢と富山の県境である医王山、また新港大橋など遠くまで見渡すことができました。さすが砺波平野！

砺波市はいつも通過ばかりで、チューリップ公園に一回行ったぐらいでしたがまだまだ見るところ多そうですね！来年こそは水面に夕日が反射する美しい砺波平野を見たいものですが、、、さすがに来年のその時期は北陸にはいないんじゃないのかなぁ？とか言ってると、まだまだいることになるのかもしれませんが