北海道⑨旧国鉄士幌線

 

こんにちは、浅野です。

昨日一昨日と大阪の京セラドームへ行ってきました。野球の季節もあと2か月かぁ、早いなぁ。

さて、前回のツアーの続きですhappy01

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タウシュベツ川橋梁(前回のブログとは別カット)を心ゆくまで見学したあと、今度は旧国鉄士幌線の廃線跡にかかるアーチ橋を何か所か見学することに。それも込みのツアー料金なのでやっぱりお得です!

帰りがけの国道273号線沿いの新線沿いにも何か所もあるのですが、まずは車窓から第5音更川橋梁(1938年完成)を。

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国の登録有形文化財で、立ち入りはできません。樹木に覆われて見えませんがアーチが連続していて、音更川をまたぐところは幅23mのアーチが設けられました。

1930年代につくられたほかのアーチ橋も登録有形文化財になっている橋が多いみたい。

旧国鉄士幌線は1000mで25mのぼる(25‰)という急勾配の上、音更川の渓谷沿いを進むため多くのアーチ橋があるんだそうです。地図に載っているだけで13か所も。景観に配慮するためにアーチ橋とのことでしたが、現在は風化もすすみ山深いこの地にとてもマッチし、コンクリート製なのに風景と一体化しているようにも感じられますね。

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こちらは三の沢橋梁(1955年完成)で、新しい分通行可能となっています。登録有形文化財。

このあたりは通行可能な橋が多いので、自転車道として整備されています。でも熊には注意wobbly

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途中、タウシュベツ川橋梁近くの旧幌加駅にも寄ることができました。この幌加駅の奥が終点の十勝三俣駅で、もともとは北道最高地点の駅(海抜661.8m)だったようです。この道をまっすぐ行くと、最初の第五音更川橋梁まで行けるみたい、渡れないけども。。。

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すでに終わりかけでしたが、ルピナスの大群落がありました。これは、当時住んでいた住民によって植えられたものが野生化したんだそうな。この幌加駅の廃線は1978年で、その後バス代行になったそうです。

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ルピナスもすごいけど、フキもすごい。北海道は道路脇にかなりの高さのフキが自生してるんですね。

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このレールの切り替えは現役で、動かすことができました。

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動かさなかったけど、フリだけ(笑) ね、フキかなり大きいでしょう。

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そして、旧幌加駅。残念ながら?駅名の看板は10年ほど前に新しく作られたそうで。

この糠平駅~幌加~十勝三俣の廃線が1978年で、1987年に帯広から糠平までが廃線となりそこで全線が廃線となりました。この幌加周辺にも当時300世帯ほどの家族が住んでいたそうですよ。現状糠平温泉郷には80人ほどしか住んでいないそうなので、かなりこの沿線には住んでいたのでしょうね。

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案内してくれた、NPOのイケメンお兄さん。

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この1988の横の棒線の意味ってなんでしょうか、、、主人に聞いても分からず。

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17時前に解散したあと、糠平温泉郷の中村屋さんでひと風呂浴びて帯広まで戻りました。雨でぬかるんだ地面を歩いて疲れた体で入る温泉は格別でしたhappy01

当日の朝に決めた割に、とても満喫できてよいツアーだったなぁ。帯広に行くことってなかなかないですが、また来たいです。今度は冬に!そして次こそはばんえい競馬にも!!

 

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