こんにちは！浅野です。

北海道花旅ブログが思いのほか長くなってしまったので、その間にいろいろしていた話をしたいと思います(笑)

今回は海の日あたりに毎年金沢港にて開催される、港フェスタに行ってきたお話を

今年の3月に就役したばかりの護衛艦「かが」。製造されたのは横浜ですが、所属は広島の呉です。

今回の港フェスタではこの護衛艦かがが初の一般公開を金沢でされるとのことで、全国各地からものすごい人出。朝9時からでしたので9時半ごろ着くように出発したのですが、これが裏目に出て駐車場へ向かう道から大混雑。シャトルバスへ並ぶのも大混雑（一時間ほど並んだかなぁ・・・歩いている人も多かった）。そこから乗船するのにも大混雑で、乗船できたのは家を出てから3時間ほどかかってしまっていました・・・これが午後だったらすぐに乗船できたようだったので失敗したなぁ

にしても、月並みの感想ですが大きいですよね！全長は248mもあるんだそうです。

中央の開口部分が入り口で、その前にいろいろ物産エリアや飲食店のテントが並んでいました。艦これに出てくる人気キャラクターの空母の加賀さんのグッズなどあったのかな？見てないけど・・・。そう、艦これの痛車も結構いましたね！

入り口の頭上には暖簾みたいなこういったものが下げられていました。これはなんの役目を果たしているのかな？入り口部分はスロープになっていて、両脇には海自の隊員さんが10名ほど並んでいました。みなさん優しい笑顔でお出迎えしてくれてすごく好印象

入ると目の前には大きな旗。昔の空母は漢字で加賀でしたが、今の護衛艦はひらがなでかがなんですよね。区別するためなのかな？

かがのロゴマークであるこのデザイン。加賀藩の名産である金箔や加賀友禅をイメージしてあるそうで、国内外で活躍する護衛艦としての日本らしさを強調したそうです。加賀藩と言えば梅の紋、それに日本の四季の花々を春夏秋冬順で配置し、ツタは日本海の波しぶき、加賀を吹き抜ける風、中央の海鳥は護衛艦に搭載されているヘリコプターが力強く飛び立つ姿を模しているそうです（パンフレットより）。梅・桜・牡丹・桔梗・秋桜にはそれぞれ花言葉からの自衛官の心構えなんかも決まっているそうですよ。

ヘリコプターを普段は入れておくであろうスペースにすごい人！最大１４機も収納できるんだそうです。階段で甲板にも出られるのですが、もちろんエレベーター（ヘリコプターを乗せるところ）を選択。

一度に何人が昇降できるのかというぐらい乗りこめました。

だんだん上昇すると、乗っている人がおぉーとすごい歓声。私も思わず興奮して声をあげましたが、エレベーターを操作している自衛官さんたちがあまりの歓声に苦笑いしていました　でも、すごいよね？！そして、エレベーターを上がると、上では降りる人が待ち構えていました(笑)

甲板にはヘリコプターが数機と物販エリア。

ちなみにエレベーターでなければ階段を選択していれば、いろいろ艦内の限られたエリアですが見て廻ることができたようです。艦内には加賀の特産品（加賀友禅や九谷焼など）の展示エリアや可愛い艦これの展示物なども見られたようでした。

物販エリアの行列。売っているものは外と変わらなかったらしい。

駐車場からずっと混雑で常に人込みの中にいた４時間でしたが、子供連れの家族が多い中目立ったのは高齢者の方がとても多いことでした。空母加賀は８７年前にも金沢港にいわゆるお国入りをしていて、テレビでもそのとき見に来たんだよというおじいちゃんが紹介されていました。きっと少年少女のときに港に空母を見に来た人もたくさんいたのでしょうね。

護衛艦かがは翌日の昼過ぎまで金沢港に滞在とのことで、私も予約してあった美容院のあとに豪雨の中ちょっと港まで車を走らせてみました。

すでに出航したあとではあったけど、大粒の雨にも負けない壮麗な姿を最後に見てきました。ここでもたくさんの人が見送りにきていたなぁ。なかなかこういう機会ってないので、今回一般公開に行けてよかったです。港フェスタ自体、毎年なにかしらの一般公開をしていて、去年は抽選に漏れてしまったのよね。今年は誰でも行けるやつだったので、とても暑い中大混雑で疲れたけど貴重な体験でした