こんにちは、浅野です。
昨日福島に帰ってきました。全部で4泊5日の旅!湖東庭巡りが終わったら順を追ってまたアップしていきたいと思います
さて、三か所目は湖東三山の西明寺です。
金沢から大阪へ高速で向かう際に、名神高速道路に湖東三山パーキングエリアがあるのでそういうものがあるのは知っていました。出羽三山的な感じかな?と思っただけで全然調べてはいなかったのですが、今回近くを走っていると名勝庭園と書いた看板があったので急遽寄ることにしました。彦根から東近江市のほうへ向かう途中に、北から西明寺・金剛輪寺・百済寺と並んでいます。今回はその中の二つ、西明寺と金剛輪寺にお邪魔してきました
ちなみに、ちょうどそのあたりを走っていると高速からロックフィルの宇曽川ダムも見えたりするのですよね、そこは土日配布可のダムカードではなかったので今回は行けませんでしたが・・・。
とても広い境内のようで、一筆書きでぐるっと一周するように順路が決められているようでした。最初に名勝庭園を見て、一番奥にある国宝の本堂などを最後に見る順序のようです。
中門を抜けて、まずはお庭へ。右のモミジの下にはこんなものが。
眩しい苔の床にシャチホコっぽいものが・・・青銅なのか緑色だと苔に埋もれてしまいますね。
塀の内側に入ると、池泉式の鶴亀蓬莱の庭。本堂にある十二神将を表す石組などもあるそうですが、説明がないので分かりませんでした。
振り返って入り口を眺めてみると、建物すぐ前にあるサルスベリの古木が目に入ります。奥にある灯篭結構大きい。
お庭奥の園路を登っていくと、上から眺めることができます。わりといろんなところの西明寺のお庭は上からのアングルが多いみたいですね。苔と石組の法面にサツキが植わっています。本堂への昇り専用ですが、階段もこの飛び石も私でさえ少し歩きにくかったので、ちゃんとスニーカーを履いていくことをおすすめします。私はサンダルでした
池泉の上の部分は一面苔畑?フカフカに見えますが、結構固かったです。触っちゃだめだったのかな、ごめんなさい!
あとはこのような園路を本堂まで。
ほんとに一面の苔でとても樹木からの木漏れ日で苔が美しかったです。
先ほどの園路から、本堂の側面に出てきました。国宝の本堂と三重塔です。二天門は帰るときに。
まずは本堂の中に入ってみることに。写真は禁止でしたのでありませんが、ちょうど(おそらく甲羅町の)ガイドさんが説明を始めたところだったので私も一緒に聞かせてもらうことにしました。
平安時代に創建され、織田信長の焼き討ちを逃れた話や、干支の十二神将のお話、国宝第一号指定を受けたときのお話など、とても話し上手な方から説明を聞かせていただいて面白かったです。本堂の仏像も創建当時のまま、それらは十二神将と共に重要文化財とのことでした。ご本尊の薬師如来さまは健康の神様なので、丑年の私はまずは十二神将の伐折羅(ばさら)大将さまにお祈りして、薬師如来さまに届けてもらうことにしました。
再び外に出て、本堂と三重塔を見学。三重塔の内部の鎌倉時代の壁画は大変貴重なものだそうで、春と秋に特別拝観をしているそうです。
そして、二天門をくぐって下山。
重要文化財の二天門(室町時代)です。パンフレットにはモミジが色づいた二天門が載っておりましたが、見事なものでしょうね。やはり一面地面は苔ですし、その相性は抜群!
階段を下りたところには夫婦杉がありました。もともと二本だったそうで、樹齢1000年超!でも確かに、平安時代創建のお寺さんですから、樹齢1000年超になるのも納得ですね。せっかく巨木と巡り合えたので、私も他の方々に交じって手を添えてきました
今頃はもうだいぶ色づいてきたのでしょうか
またゆっくりと散策してみたい西明寺でした。
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)